U−21日本代表、延長戦の末に敗れ銀メダル…ソン・フンミンら擁する韓国が優勝

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 第18回アジア競技大会・決勝が1日に行われ、U−21日本代表とU−23韓国代表が対戦した。

 日本は準決勝のUAE戦からスタメンを5名変更。最前線に上田綺世が入り、2列目にチームトップ4得点を決めている岩崎悠人、10番を背負う三好康児。3−4−2−1の布陣で臨む。対する韓国は今大会9得点のファン・ウィジョ(ガンバ大阪)、トッテナムに所属するソン・フンミンらが先発に名を連ねた。

 キックオフから韓国に主導権を握られる展開も、前半をスコアレスで折り返す。後半もスコアは動かず、試合は延長戦に突入する。すると延長前半立ち上がりの93分、左サイドでボールを持ったソン・フンミンがドリブルで中央へ切れ込むと、タッチが大きくなったところに途中出場のイ・スンウが走り込みフィニッシュ。韓国に先制点を奪われてしまう。続く101分にはセットプレーからファン・ヒチャンに頭で決められ、差は2点となった。

 日本は延長後半に入り115分、初瀬亮のCKを上田綺世が頭で決めて1点を返すが、反撃もここまで。試合は1−2で終了。延長戦の末に敗れ、2大会ぶりの優勝とはならず。第18回アジア競技大会は銀メダルとなった。

【スコア】
U−21日本代表 1−2 U−23韓国代表

【得点者】
0−1 93分 イ・スンウ(韓国)
0−2 101分 ファン・ヒチャン(韓国)
1−2 115分 上田綺世(日本)

【スターティングメンバー】
日本(3−4−2−1)
小島亨介:原輝綺、立田悠悟、板倉滉:松本泰志、渡辺皓太(109分 神谷優太)、長沼洋一(99分 初瀬亮)、杉岡大暉(90分 遠藤渓太):三好康児、岩崎悠人(106分 旗手怜央)、上田綺世