陸上女子棒高跳びに出場した英国のホリー・ブラッドショー【写真:ロイター】

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予選落ちの英国・ブラッドショーの様子を英紙報じる

 パリ五輪の陸上女子棒高跳びで大事故につながりかねないアクシデントがあった。ホリー・ブラッドショー(英国)が飛越に失敗。テレビ中継の画面から消えた裏では、カメラマンに激突しそうになっていたという。

 英紙「デイリー・メール」が「英国代表ホリー・ブラッドショーが悲惨な跳躍で棒高跳び敗退 あわやカメラマンに着地」という記事で伝えている。ブラッドショーはこの日行われた予選A組に出場し、4メートル40センチの高さに失敗して敗退。そのうち1回はポールがうまくしならず、バーの手前に落下してしまう失敗だった。

 テレビ中継の画面から“消えた”理由を同紙は「そのうち1回は誤って右手側に体が飛んでしまい、危うく(落下方向で撮影していた)カメラマンにぶつかるところだった」「数秒間、映像に姿が捉えられなかったものの、再びカメラに映ると彼女は自身の足で立ち上がり体の汚れを払いのけていた」と伝えている。幸い、選手もカメラマンも怪我には至らなかった模様だ。

 ただ予選落ちの悔しさは大きく、同紙は失敗後のブラッドショーの様子を「当初は硬い表情だったものの、すぐに泣き崩れ、チームメイトのモリー・コードリーが彼女を慰めた」と報じた。

(THE ANSWER編集部)