抱きしめてあげようと思ったこの気持ち、どうしてくれる!

誇らしい僕らの日本代表が凱旋しました。見事にベスト16に進出し、惜しくもそこで敗れたサッカー日本代表は、1日に関西空港に帰還。「もう少しやりたかった」と悔しさを滲ませつつも、大きな手応えと充実感を得た選手たち。共同記者会見では、今野による闘莉王のモノマネ、森本の南アフリカの歌が飛び出すなど和やかムード。もっと見ていたくなる素晴らしいチームでしたが、この日をもって笑顔の解散となりました。

「おめでとう」「ありがとう」「お疲れ様」…色々な言葉が浮かびます。さすがに関西空港まで出迎えには行きませんでしたが、僕も心の中で彼らを労っていました。そして、あの選手を力一杯抱きしめてあげようと思っていたのです。「あなたのせいじゃない」「誰も責めたりしない」「あなたの痛みは僕らの痛みだ」と。1998年のフランス大会では帰国した城彰二さんに、心ないサポーターが水をぶっかけるという事件がありました。それとはまったく逆の気持ちで、温かく癒しの抱擁をしてあげようと思っていたのです。

しかし、本人の口から飛び出したのは、まさかの「俺、もう立ち直ってますから」宣言。

「失敗は失敗。だけど、またPKの場面があれば迷わず蹴りに行く」
「家族や知人から、胸を張って帰ってこいとメールをもらい、立ち直れた」
「みなさんに悔し涙を流させることになったが、Jリーグで取り戻す」

そんな力強い本人の言葉。あふれる笑顔。充実感。抱きしめようと広げた両手の前を、「あ、俺もう平気っス」と軽やかに通り過ぎていくアイツ。取り残された僕。何となく納得がいかないこの気持ち。コッチだって泣きたいけど、それを我慢しているんだぞという憤り。本人が謝ろうとするところを止めたかったのに、その必要はなかったという空回り。ぶっちゃけ「立ち直るの早ぇよw」というカチーン感が胸に去来したのです。

まぁ、元気そうで何よりですが!

ということで、「ホント、二度目はないからね」と念押ししつつ、凱旋した日本代表についてチェックしていきましょう。



◆TBSは今こそ謝罪コメントを取りに行くべきだろwww


例えば、恋に破れ落ち込んでいた女子がいるとします。ゆうべ号泣した彼女を気遣い、励ましの食事会を催したとします。そこで期待される展開は、涙をぽろぽろとこぼす彼女→慰める俺→立ち直る彼女→新たな恋の始まり、のはず。それがもしも、慰めようとした俺→すでに立ち直っていた彼女→元気にメシ食って帰る、だったなら。

みなさんはどう思うでしょうか。彼女が立ち直ったことを素直に喜ぶのでしょうか。あぁ、きっと、それが正しい姿なのでしょう。しかし、残念ながら僕はそんな器の大きい男ではなかった模様。「えっ!?」「あ、そう…」「意外に元気そう…だねぇ…」と、予想外の展開に立ち尽くしてしまったのですから…。

↓落ち込んでいるかと思ったら、駒野は「PKがあればまた蹴る」と完全復活!
「ファンのみなさんに悔し涙を流させることになってしまったが、Jリーグのプレーで取り戻したい」。緊張した様子で受け答えをしていた駒野選手は、最後に笑顔を浮かべ、力強く決意を語った。

駒野「PKあればまたける」 吹っ切れた表情 - 47NEWS(よんななニュース)

猛スピードで吹っ切れてたwwwwwwwwwww

少しは引きずれwwwwwwwwwwwwwwww


↓会見中には、最高の笑顔を見せる元気な駒野の姿も!
asahi.com(朝日新聞社):駒野選手「この悔しさ刻み、4年後にベスト16超え」 - スポーツ

<イメージしていた展開>
報道陣:「どうしてPKを外したんですか?」
本人 :「僕の力不足でした…」
報道陣:「あなたが決めればベスト8もありました」
本人 :「自信はあったんですが…」
報道陣:「しかし、決められなかった」
本人 :「ううっ…本当に申し訳あり…」
仲間 :「やめろ!彼を責めるな!」
ファン:「そうだ!あれは誰のせいでもない!」
一同 :「こ・ま・の!こ・ま・の!」

<現実の展開>
報道陣:「(この質問はやめておこう…)」
本人 :「あれ?もっとズバズバ聞かれると思ったのに」
報道陣:「落ち込んでませんか?大丈夫ですか?」
本人 :「励ましのメールをもらい立ち直りました」
ファン:「えっ、もう!?」
本人 :「失敗は失敗。だが、またPKの場面があれば蹴る!」
ファン:「いや、次回は疲労の状況なども鑑みてですね…」
本人 :「ファンには悔しい思いをさせたが、Jリーグで取り戻す!」
ファン:「あの…ジュビロサポじゃないんですけど…」

ジュビロで、何を、どうやって、取り戻すんだよwww


まぁ、このように駒野が予想外のスピードで立ち直れたのも、チームの温かい空気があればこそ。僕が抱きしめるまでもなく、仲間たちがしっかりと励ましていたのであれば結構な話です。そんなチームの明るい雰囲気を示すように、共同記者会見では各選手が積極的に笑いを取りに行く一幕も。

↓殊勲の本田△は面白いサングラスでつかみのひと笑い!


大食い皇帝の岸義行さんかと思ったら本田△だったwwww

どうせなら「誰がサングラスはひとつって決めたん?」って言いながら、ふたつかけてこいwwwwww



さらに会見の最後には、岡田監督が今野・森本に「面白いことやれ」とムチャ振りをする場面も。試合ではロクに使わないが会見では使うぞ、という指揮官の厳しい姿勢。しかし、両名はしっかりと期待に応える活躍を見せてくれたのです。

↓今野による闘莉王のモノマネと、森本による謎の南アフリカの歌!


※試合でも会見でもいっさい使われない、内田・岩政両名のこともお察しください。


↓ちなみに、闘莉王の「集まれ〜」の元ネタはコチラの動画の前半部です。


※後半はCMではありません。



「全然似てませんよ」というツッコミを許さない今野先生の勢い。そこはかとない国際問題の予感が漂う森本師匠の謎の歌。4年後にもこの場にいるであろう両名の活躍には、「面白さではベスト4が狙える」「次回の目標は“世界を笑わせる”でキマリ」「オサムイブルー」と僕もひと安心。もちろん、あの男もサングラスだけではなく、しっかりとギャグも披露していたようで…

↓本田△は、ホテルで「俺はマイケル・ジャクソンを超えるから」という、会心のボケを披露していたとのこと!


どんな夢見てんだか知らねぇけど、何故かしっくり来るwwwww

悪い意味で超えそうwwwwww


次回もこのくらい笑顔で終われるといいですね!お疲れ様でした!

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