新婚生活が始まろうとしていた矢先、新郎が命を落とす(画像は『NBC News 2019年12月17日付「California groom killed by wedding crashers」(KNBC)』のスクリーンショット)

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欧米ではパーティーや誕生会などの場に、呼ばれていないにもかかわらず勝手にやって来て、飲み食いしたあげく暴れて施設などを壊す“パーティークラッシャー”が問題となっている。このほどアメリカで、結婚披露宴パーティーにやって来た見知らぬ男らに新郎が殺害されてしまうという痛ましい事件が発生した。『NBC News』『The Sun』などが伝えている。

米カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡チノに住むジョー・メルゴザさん(Joe Melgoza、30)が自らの結婚披露宴パーティーで2人の男に襲われ、今月15日午前2時20分頃に搬送先の病院で亡くなってしまった。

ジョーさんの結婚披露宴パーティーは、新婦の姉妹の家の裏庭で前日14日の夜から始まり、一晩かけて楽しく行われるはずだった。ところがこのパーティーに、招待していない見知らぬ男2人が現れた。彼らは招待客と揉め始めたため、ジョーさんは2人に立ち去るように促した。

男2人は一旦大人しくなりその場を離れたものの、今度は手にバットを持ってパーティー会場の目の前の路地にやってきたのだ。ジョーさんは再び2人を追い帰そうとしたが、そのまま力ずくで路地から人目につかない他人宅の敷地に引きずり込まれ、バットで頭などを何度も殴られてしまった。

危険を感じた家族が警察に通報し、駆けつけた警察官によってジョーさんは別の家の裏庭で倒れているところを発見されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

ジョーさんを襲った男2人は、ロニー・アリスティデス・カスタネダ・ラミレス(Rony Aristides Castaneda Ramirez、28)とジョシュ・カスタネダ・ラミレス(Josue Castañeda Ramirez、19)の兄弟だった。2人はパーティーが行われた場所の近くに住んでいたが、ジョーさんとは面識がなかったという。

これから新婚生活を楽しみにしていたであろうジョーさんを突然失った家族の悲しみは深く、彼の兄弟達はメディアのインタビューに涙しながら「ジョーは僕達を守るため、あいつらを追い出してくれたんです。ジョーは本当にいい奴で男の中の男だった。こんな死に方をするような男じゃない」と語っている。

なおジョーさんを殺害した兄弟はジョーさんが亡くなった日の午後1時56頃、自宅にてチノ警察により逮捕された。現在は保釈金の設定なしで刑務所に拘留されており、今月24日に法廷に出廷する予定だ。画像は『NBC News 2019年12月17日付「California groom killed by wedding crashers」(KNBC)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)