小林幸子、川越シェフ、ホリエモンも登場――”何でもあり”だった「ニコニコ超パーティーII」を振り返る (1) 出演者の幅の広さは、ニコ動というコミュニティの裾野の広がりを体現している

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4月27日、28日の2日間にわたり、幕張メッセにて開催されたニコニコ動画最大級のイベント「ニコニコ超会議2」が、昨年を1万人以上上回る来場者実績を叩き出し、大成功のうちに幕を閉じた。

その超会議が終わる17時〜18時ごろ、幕張メッセに併設されたイベントホールでもう一つのイベントが華々しくスタートしていた。「ニコニコ超パーティーII」である。

超会議がニコニコ動画のすべてを現実世界に再現したカオス空間なら、こちらはニコニコ動画のパフォーマーが一堂に会するライブコンサートだ。出演者の数はなんと総勢350名にも及び、その中には小林幸子や川越シェフといった有名人も名前を連ねている。ニコニコ動画の集大成ともいえる超パーティー2の模様を、写真と共に振り返っていこう。

ニコニコ超パーティーのルーツとなるのは、超会議以前にニコニコ動画が全国各地で開催していたライブイベント「ニコニコ大会議」である。最後の大会議となった2011年の台湾で「ニコニコ超会議」の開催が告知され、ライブコンサートとしての役割は、超会議と併催されるニコニコ超パーティーが受け持つことになったというわけだ。

といっても、超パーティーの規模は大会議とは比較にならないほど大きく、昨年は著名ユーザーはもちろんのこと、広瀬香美やJAM Project、高橋洋子、℃-ute、柴咲コウ、Liaなど、ニコニコ動画に縁のある有名人が多数参加したことでも話題になった。

では今年はどうかというと、出演者自体は350名と前回から約100名増えたものの、有名人は昨年よりも減っており、出演者発表を見た段階では「あれ、こんなもんなの?」という印象があった。

しかし、いざ蓋を開けてみると、有名人が多いとか少ないとか、そんなものを吹き飛ばしてしまうほど迫力に満ちたイベントとなっていたのである。

――初日。オープニングアクトから発表パートへと進み、ドワンゴ川上会長らが白塗りに裃を身につけて登場する。発表の内容は社長の交代と、社屋の移転についてという至極真面目なもの。何とも異様な光景だが、こういうことを平気でやるのがドワンゴという会社であり、受け入れるのがニコニコ動画ユーザーなのだ。発表パートが終わったら、次はいよいよライブへと進む。これも昨年と同じ、いつもの流れである。開幕を告げたのは”降臨してみた”として参加している小林幸子と、中日ドラゴンズのマスコットキャラであるドアラ。小林幸子は紅白の衣装のイメージからネットで”ラスボス”と呼ばれてネタにされており、ドアラはニコニコ動画初期からさまざまな動画に素材として使われている人気者である。一見むちゃくちゃな取り合わせに思えるが、超パーティーに出演する有名人には「ニコニコ動画(あるいはネット)で人気がある」という共通点がある。ニコニコ超パーティー出演者の幅の広さは、そのままニコニコ動画というコミュニティの裾野の広がりを体現しているといえるのだ。……続きを読む