猫が店長を務める猫カフェでぷにぷにの白玉肉球を食べてみた

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日暮里駅から徒歩10分。

谷中銀座と呼ばれる猫だらけの商店街をぶらりと歩く。

白猫やトラ猫など、いろんな種類の猫が気持ちよさそうに寝ていた。

街の人たちが世話をしているらしく、どの猫もぽっちゃりと太っていた。

商店街を抜けると、三浦坂という小さな坂に、猫の雑貨がたくさん置かれた和風なお店が見えてくる。

猫カフェ「ねんねこ家」だ。

中の和室に通されると、店長の「サンキチ」さんがあいさつに来てくれた。

グリーンの瞳がきれいなキジトラの猫だ。

「写真を撮ってもいいですか?」と店長に聞いてみると、畳の上にリラックスした様子でお座りをした。

どうやら撮影の許可が下りたようだ。

「ねんねこ家」一押しのメニューは「ニャン・カレーセット」(価格は1,500円)。

かわいらしい猫の形のご飯に、スパイスの利いた辛口のカレーを楽しめる一品。

デザートにはぷにぷにの白玉肉球が出され、食べるのをためらうほどのかわいらしさだ。

カレーセット以外にも、和菓子などが充実しており、かわいらしい肉球の形をした「ねんねこクッキー」(800円)や、猫がお座りしている「招福猫最中」(800円)、猫のおまんじゅうとお抹茶がついてくる「笑福猫饅頭セット」(800円)や、すべてのメニューのお菓子を楽しめる「全部セット」(1,000円)などが人気とのこと。

店内には多くの猫雑貨がある。

猫の鍋しき、猫のちょうちん、猫のうちわ、猫のマドラーなどなど。

猫好きにはたまらない空間だ。

雑貨をめでていると新顔が登場。

経理担当の「たくや」君だそうだ。

レジの前にいることが多く、レジ打ち用のイスをたくや君にとられてしまい、人間の店員さんが立っていることもしばしばあるという。

とても人慣れしている猫らしく、そっと手を差し出すとすりすりと頬ずりをしてくれた。

「ねんねこ家」には、会長秘書の千代子ちゃんや、外回りの営業担当のチョビ君など、合計6名の猫店員がいるが、フレックスな自由シフト制であるためいつどの猫に会えるかは運次第。

自由に猫が行き来する「ねんねこ家」。

おいしいカレーとかわいい雑貨を楽しみながら、気ままに生きる猫たちと間近で触れ合うことができる猫カフェだった。

猫がのんびり暮らす下町谷中。

ぶらりと立ち寄り、のびのびと生きる猫たちをめでてみてはいかがだろうか。

■猫カフェ「ねんねこ家」情報営業日:木曜・金曜・土曜・日曜・祝日営業時間:11:30から17:00 (日曜、祝日は18:00まで)最寄り駅:JR日暮里駅より徒歩15分住所:東京都台東区谷中 2-1-4