なりたい自分になるための6つの「H」

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 あなたは子どもの頃に夢見た「なりたい自分」になれていますか?
 “こんなはずじゃなかった”と思っているなら、まだ遅くはありません。
 今回は『夢を見つける!「なりたい」あなたに生まれ変わる! 6つのビタミンH』(中野博/著、マガジンハウス/刊)の中から、自己実現を達成するための6つのステップを紹介します。

■History(自分史を作ろう)
 大人になると、自分が本当はどんな人間になりたいのか、どんな人間でありたいのかがわからなくなってしまいがちです。
 そんな時は過去の自分を振り返ってみましょう。今までどんな時に幸せを感じ、どんな時に不幸だと思ったのかを書き出して「自分史」を作ってみると、「なりたい自分像」を掴む手掛かりになるかもしれません。

■Hunt(自分が何をしたいのか、必死に探そう)
 自分史を作るだけでは、自分を変えるには不十分です。
 本当に自分を変えたいなら、「変わる」方向性や、きっかけ、チャンスを必死に探しましょう。

■Hope(なりたい自分になれるように願う)
 「失敗するだろうな」と思っていると本当に失敗してしまうものです。逆に「できるできる」と思い込んでいると本当にできたりもします。こういうものを心理学では「予言の自己成就」と呼ぶのですが、これを侮ってはいけません。
 「自分史」を作り、自分が何をしたいかを探し続けている人は、自分が何を願えばいいのかがわかってきているはずです。まずは何を願うのか、それを決めましょう。

■How(いかに、自分らしく工夫するか?)
 自分をどう変えるかと考えた時に、目標とする人物を決めて、その人をマネるという方法があります。いい方法ですが、それだけではただの模倣です。ある程度マネをしたら、今度はいかに自分の色を出していくかを考えましょう。

■Help(世のため、人のためにいいことをしよう)
 人を助けると感謝され、それは「誰かの役に立った」という実感となって自分に返ってきます。人の役に立っている、という感覚は自分にとってプラスとなるはずです。

■Hospitality(幸せを長く続かせるために、人を厚くもてなそう)
 あなたが、「なりたい自分」に変わることができたとしたら、それは幸せなことで、「成功」といってもいいでしょう。しかし、人間は往々にして成功を収めると傲慢になるもの。どんな成功も幸福も、継続こそが最も難しいといえます。
 せっかく掴んだ成功を逃がさないために、周囲の人々への感謝の気持ちは常に持っておきましょう。

 『夢を見つける!「なりたい」あなたに生まれ変わる! 6つのビタミンH』には、なりたい自分になるためにどうすればいいか、またどういう精神状態であればいいか、ということがエピソードを交えて紹介されています。

 現状に満足できず“おれはこんなもんじゃない!”と思っている人に一読をオススメします。
(新刊JP編集部/山田洋介)


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