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ゴールデンウィーク真っ只中、動物園はどこも大賑わいですね。いつもはお休みの月曜日も開園したり、開園時間をのばしたりしているよう。とはいえ混雑も予想される…ということで、今日はギズモードで動物園気分をお届けします。

ギズモードは人類やテクノロジーとの関わりを考えさせる動物たちのサイエンスな面白さを度々取り上げています。今日は最近のピックアップからまとめてみました。

「え、そんなことが!」とか「なんか自分たちと似てるな……」とか。 もう動物園へ行ってきたよという方も、混雑を避けて家でゆっくりしているという方も、どうぞお気軽に。

かわいい顔して、噛む力は「クマ界3位」

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でんぐり返しでおなじみのジャイアントパンダ。愛嬌たっぷりでキケンとは正反対のイメージですが…体重は約110kgで、その噛む力(咬合力)は約1,300ニュートンと、クマの仲間のなかでホッキョクグマ・ヒグマに次ぐ第3位!

あの固い竹を1日中かじるために発達した顎はあなどれません。動物園でのかわいい姿も本当だけど、かわいいだけじゃだめなのです。

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実は強いぞ、パンダ。強さの秘密は「体格と顎」

ハムスターの冬眠が、宇宙飛行士を救う?!

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火星への有人飛行で最大の問題のひとつが「筋肉が溶ける」こと。無重力では、じっとしているだけで筋肉が分解されてしまうんです。

そこで注目されたのが、冬眠から目覚めても筋肉がほぼ衰えていないハムスター。広島大学などの研究チームが解明したのは、冬眠動物の筋幹細胞が「死なないけど、修復も始めない」省エネモードに切り替わる仕組み。これが「人工冬眠」技術への扉を開くかもしれないのです。

ハムスター、ありがとう!

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火星への旅を乗り越えるカギはハムスターが握っていた

ウニは「全身が脳」の生き物だった

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見た目はまんまるのトゲトゲ。そんなウニが、実は「全身が脳」だと科学誌『Science Advances』で発表されました。

ウニには頭しかなく(手も足も胴体もない!)、体の表面全体に、脊椎動物の脳に似た高度な神経ネットワークが張り巡らされています。さらに光を感じる細胞も備わっており、視覚まで持っている可能性があるとか。海の中のエイリアン、おそるべし。

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ウニはトゲトゲの脳である

猫が左を下にして寝る理由

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「うちの猫、いつも同じ向きで寝てる気がする」と思ったことはありますか? YouTubeの猫動画408本を分析したある研究によると、約3分の2の猫が「左側を下にして寝る傾向」があることが判明。

脳の右半分は空間認識と素早い危機対応を担っており、左向きに寝ることで眠りながらも素早く逃げられる準備が整うのだとか。1日12〜16時間も眠る猫なりの「寝ながら備える」進化の知恵、なかなか侮れません。

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ほとんどの猫は体の左側を下にして寝るらしいけど、それってなぜ?

ヒヒの行列、実は「仲良し順」だった

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アフリカに生息するチャクマヒヒは、まるで集団登校のように一列に並んで移動することで知られています。

実はこの並び方、リーダーへの服従でも安全戦略でもなく、「誰と仲がいいか」「群れの中の地位」によって決まっていることがわかりました。地位が高くて社交的なヒヒほど列の中央にいて、ひとりぼっちのヒヒは先頭か最後尾に。

なんか、あの頃の帰り道を(ほんのりと)思い出しますね…。

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ヒヒが一列に歩く理由、想像よりずっとホッコリしてた

馬の祖先は「犬サイズ」だった

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実は現代の馬の祖先・ヒラコテリウムは、約5500万年前に体高わずか30〜35cm(柴犬より小さい!)で登場しました。

森が減り草原が広がるにつれ、「速く走れないと食われる」「硬い草を食べられないと死ぬ」という圧力の中で、指は4本から1本へ、歯は伸び続けるシステムへ、目は広い視野を確保する位置へと変化。5500万年かけて体高1.5m超の"立派な馬"になったのです。ちなみにDNA的にはネコやコウモリに近い親戚というのも、進化あるあるで面白い。

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馬は昔「犬サイズ」だった。午年にちょっと自慢したくなる雑学話

ニシキヘビ、骨まで跡形なく消化する仕組みが判明

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シカやアリゲーターを丸呑みし、骨まで消化してしまうビルマニシキヘビ。フランスの研究チームが解明したのは、腸の中にだけ現れる特殊な細胞「スフェロイド」の存在です。

この細胞は骨付きの餌を食べたときにだけ現れ、骨を完全に分解しながら、カルシウムが血液中に溢れて臓器を傷めないよう同時にコントロールもしています。まるで高性能の分解工場!

他のヘビやトカゲ、さらにはサメやハゲワシにも同様の仕組みが隠れているかもしれないと研究者は話します。

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捕食で丸呑みするニシキヘビ。骨まで消化するメカニズムが判明

ウォンバットの四角いうんこ、実は「SNS」だった

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コロンとしたフォルムで人気のウォンバットといえば、世界唯一の「四角いうんこ」でも有名です。転がりにくいから積み上げやすい……という物理的な理由は以前から知られていましたが、最新の研究でさらにすごいことが判明。

うんこには個体ごとに異なる匂いのパターンが含まれており、発達した嗅覚でその情報を読み取ることで、「誰がここにいるか」「最近新しい個体が来たか」といった情報を把握しているとみられます。

単独行動のウォンバットにとって、これは「ウォンバット界のSNS」。しかもおしりが異常に固いのは、巣穴に入って外敵の侵入を「おしりで塞ぐ」ためだとか。

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ウォンバットが四角いうんこを積み上げる理由。意外に知的だった

血縁を超えた「友情」で子育てする鳥

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アフリカ東部に生息するスーパーブスターリング(ツキノワテリムク)は、親以外の個体がヒナの世話を手伝う「協同繁殖」の鳥として知られていましたが、最新の研究で驚きの事実が。

コロンビア大学が20年以上かけた観察とDNA解析の結果、血縁関係のない特定の個体同士が、長期にわたって助け合いパートナーとして関係を続けていることがわかりました。

血縁の仲間がいても非血縁の「友達」を優先するケースも。「友情」は人間だけのものじゃないようです。

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友情は人間だけのものじゃない。 友達と助け合って子育てする鳥