ULA(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス)は日本時間2026年4月28日に「Atlas V(アトラスV)」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたAmazonの衛星は無事に軌道に投入されたことを、ULAとAmazonが報告しています。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


打ち上げ情報:Atlas V 551(Amazon Leo / LA-06)

・ロケット:Atlas V 551
・打ち上げ日時:日本時間 2026年4月28日9時53分
・発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地 SLC-41(アメリカ)
・ペイロード:Amazon Leo(アマゾンレオ)の通信衛星(29機)


Amazon Leoは、Amazonが展開する衛星インターネット通信サービスと、その衛星コンステレーションの名称です。以前は「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」というコードネームで呼ばれていました。


今回のミッション「LA-06(Leo Atlas 6)」は、Atlas Vによる6回目のAmazon Leo衛星打ち上げです。Amazon Leoの打ち上げとしては、SpaceXのFalcon 9やArianespaceのAriane 6による打ち上げを含めて通算10回目となり、軌道に投入された衛星の累計は270機に達しました。Amazon Leoの衛星コンステレーションは、3200機以上で構成される計画です。


Atlas Vについて

Atlas Vは、ULAが長年にわたり運用してきたアメリカの大型ロケットです。今回使用された「551」形態は、1段目の側面に固体ロケットブースター5基を装備し、直径5.4mのペイロードフェアリングを搭載する構成で、低軌道への打ち上げ能力は約18,850kgです。1段目にはRD-180エンジン1基、上段のセントール(Centaur)にはRL10C-1-1エンジン1基を搭載しています。


ULAはAtlas Vの後継として「Vulcan(ヴァルカン)」ロケットの運用を進めており、Atlas Vの残り打ち上げは今回を含め9回とされています。AmazonはULAとの間でAtlas V 8機、Vulcan 38機の打ち上げ契約を結んでおり、今回はAtlas Vによる5回目のAmazon Leo打ち上げとなりました。


関連画像・映像

【▲ アトラスVロケットの打ち上げの様子(Credit: ULA)】

 


文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部


関連記事ロケット打ち上げ情報世界の主要ロケット一覧世界のロケット打ち上げ推移(1957〜2025)ULAがアトラスVでAmazonの衛星29機を打ち上げ 同ロケットの最大搭載量を更新参考文献・出典ULA - Atlas V Amazon Leo 6 Spaceflight Now - ULA launches 29 Amazon Leo satellites on Atlas 5 rocket from Cape CanaveralGo4Liftoff - Atlas V 551 | Amazon Leo (LA-06)