【前園真聖コラム】第368回「日本代表帰国組がもたらす『新しいサイクル』」
これまでいい選手は海外に出て行くばかりでした。ですが酒井宏樹、大迫勇也、長友佑都のように、まだ海外で十分プレーできるだろう選手が今シーズンは国内に戻ってきています。そして彼らが戻ってきてくれたことで海外と国内との差もハッキリしました。
プレーに軽さがなくなるのはもちろん、試合に臨む意識、日頃からの行動、練習中の姿勢、勝負に臨むための行動と、彼らは国内だけでプレーしている選手とは違っていることでしょう。FC東京の長谷川健太監督が長友について「気持ちでチームを引っ張る」「何も言うことがないくらい集中したトレーニングができた」と絶賛しています。
そういう選手たちが帰ってきたことで、当然周りの選手たちも刺激を受けてるはずです。またメディアの取り上げ方も違ってきます。プレーが向上し、注目度も上がってくるという、「新しいサイクル」が始まったのではないかと思います。
これからいろいろなことが大きく変わっていくのではないでしょうか。その変化を僕は楽しみにしています。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。