「まだまだできる」…吉田、2ボランチを高評価も「勝ったときこそ改善を」

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 日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2017でニュージーランド代表を2−1で破った。

 代表主将のMF長谷部誠(フランクフルト)が不在の中、DF吉田麻也(サウサンプトン)はキャプテンマークを巻いて90分間を戦った。試合後、取材に応じ、普段と違う2ボランチに言及。「予選の時よりは遥かにボールの回し方は良かったです。(山口)蛍も(井手口)陽介もボールの受け方は良かったし、中盤で不必要なミスから取られてカウンターみたいな、オーストラリア戦みたいなミスもなかったです」と評価をした。そして「潰すタイプとつなぐタイプの選手がいるけど、蛍も陽介もまだまだどっちもできると思うんで」と更なる成長を期待した。

 試合全体を通しては「代わって入った選手が意欲的に自分の特徴を出そうという姿勢が見られて良かったと思います」と分析。同時に「失点はしてしまったし、リズムが悪い時もあった。W杯が近づけば近づくほど負けた時に冷静に判断できなくなる可能性があるんで、こうやって勝ってるときにしっかり足下見つめ直して改善点、修正点見つけていかないといけない」と勝った時こそ冷静に分析すべきと語った。

 日本代表は10日、日産スタジアムでハイチ代表と対戦する。