「副業のノウハウを教える」

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「見破れワルモン!詐欺の手口」
今回のテーマは…「副業詐欺」。250万円だまし取られた男性。きっかけはSNS広告でした。「アプリ登録」や「動画閲覧」、「スクリーンショット送信」など、スマホ一つで簡単に稼げる副業は要注意!副業詐欺の手口とは?

みなさんは副業を経験したことがありますか?
副業を行っている人は全国で約330万人にのぼり、年々増えているといいます。昨今は物価高もありますし、「少しでも生活費の足しになれば」と副業を始める人も多そうですね。
実は、そんな副業をやってみたいという気持ちにつけ込んで、お金をだまし取る詐欺が後を絶ちません。

熊本県警のマスコットキャラクター「ワルモン」!相撲の決まり手にちなんだ詐欺の手口をペラペラと自慢します。今回ワルモンが紹介するのは…その名も「架空請求おどし」数ある架空請求詐欺の中で今回取り上げるのが「副業詐欺」です。

熊本市に住むAさん。きっかけは去年3月、ユーチューブで動画を見ていた時に表示された広告でした。その広告には「スマホ1つでできる副業」と書かれていました。
興味を持ったAさん。広告をクリックすると、知らない男のLINEアカウントが出現。「友だち」に追加すると…。

「副業のノウハウを教える」

■Aさん
「コースは最初に何個か提示されて、ここまでのプランだったらここまでしか教えられないとなった。一番高くて400万円ちょっととかだったと思う」

男はAさんにノウハウを教える対価として数百万円を支払うよう要求。さらに「すぐに利益が出る」としつこく迫られたAさんは指定の口座に250万円を振り込みます。そして通話アプリを使って副業の説明がスタート。

■Aさん
「そんなに時間がかからないものも多いからと言われて」

紹介された副業は「アプリの登録」や「ワイファイの契約」などの仕事。スマホ一つで報酬を得られるというものの、一方で不審な点も。

■Aさん
「返金ができないというのは最初に説明があったのと、1か月か2か月くらいは講習の期間で。その期間が終わったらこっちはもう教えたから関わらないみたいな」

違和感を覚えつつAさんは1か月間ほど副業のノウハウを教わりました。しかし、その後はほとんど報酬を得られないまま男と連絡が取れない状態に。去年10月、Aさんは警察に被害届を出しました。「副業詐欺」だったのです。
「アプリ登録」や「動画閲覧」、「スクリーンショット送信」など、スマホ一つで簡単に稼げる副業は要注意!

県警によりますと、今回Aさんが受けた詐欺のように、副業の準備資金として高額な費用を請求する手口のほか、副業を始めるための手続きの中でミスがあったとしてその補填分を請求する手口が多いといいます。

副業詐欺にあわないためには…注意点をお伝えします!

【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
県警によりますと、副業を名目にした詐欺を含む架空請求詐欺は、ことしに入ってから3月末までで県内では14件報告されていて、被害額は約7700万円以上にのぼっています。被害額は去年の同じ時期の約2.7倍です。

被害に遭わないために、県警は「簡単に稼げる」などという甘い言葉を信じないこと、ネット上の広告やSNSには
危険が潜んでいることを意識すること、副業やアルバイトをする際は個人ではなく、企業が募集している正規の求人に応募することなどを挙げています。