フリーアナウンサーの大橋未歩が、きょう8日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00〜)に出演する。

マツコ・デラックス(左)と大橋未歩=日本テレビ提供

この春、レギュラー番組を降板し、夫婦での渡米を決意した大橋。マツコ・デラックスとは、TOKYO MX『5時に夢中!』で4年間共演し、毎週顔を合わせていた間柄ということもあり、開始早々マツコは「今日もアグレッシブなお衣装」「この人、(服を)透けさせるの好きなのよ」と、大橋の独特のファッションセンスに触れる。

神戸市で生まれた大橋は、高校生の頃からアナウンサーを目指し、神戸女学院から上智大学に進学。2002年にテレビ東京に入社すると、わずか半年でスポーツキャスターに抜てきされ看板アナウンサーに上り詰めた。しかし、入社11年目のとき、若年性脳梗塞を発症し、8カ月にわたり休職を余儀なくされる。「脳細胞は一度壊死したら戻らない」と言われていたが、運動機能などは正常に戻ったという。当時の医者に「『なぜ戻ったんですか?』と聞いたら、『脳のことは98%わかっていませんから』」と言われたことで、「ほとんどのことが分からないことがもう自分に備わってるんだって思ったときに、なんでもやってみたらいいんじゃないと思えたんです」と価値観が一変し、39歳でフリーに転身したのだという。

一筋縄ではいかない人生を歩んできた大橋に対し、マツコが「こんな人生を歩むようになるのってなんとなく自分では分かってた?」と素朴な質問を投げかけると、大橋自身も「いまでも意外。もっと平穏無事に生きていく予定だった」と胸の内を明かす。さらに、「自由に対して、よりわがままでこうなっているのかなって思う部分がある」と近年の自身を分析する大橋に、マツコは「何かを気にしての、何かを伺っての“自由”だったりするから、それは自由かって言われたら、自由じゃない」と核心をついた独自の見解を展開する。

トークは、大橋の学生時代からテレビ東京時代にまで広がり、学生時代は「端っこにいるタイプだったという。「全然キラキラしていなくて、友達のグループの輪とかにもなかなか入れないでいた」と意外な一面を告白すると、「高校のときから駅で待ち伏せされたりとかしてたんじゃないの?」というマツコの質問に対して、即座に「モテてはいたんですよ」と返し、大橋節をさく裂させる。

さらに、大橋のことをよく知り、一番の理解者である母・佐知子さんと、元テレビ東京ディレクターの夫・上出遼平氏からのスペシャルメッセージも登場。「大橋さんって(いい意味で)異常者だと思う」とマツコを豪語させた、意外な“癖”が続々と明らかになる。