スポニチ

写真拡大

 ◇インターリーグ ヤンキース2−0カージナルス(2026年8月4日 ニューヨーク

 ヤンキースのジョージ・ロンバート内野手(21)が4日(日本時間5日)、本拠でのカージナルス戦で「8番・遊撃」でメジャーデビュー。第2打席で初本塁打を放ってチームの勝利に貢献した。

 ロンバートは2023年のMLBドラフト1巡目(全体26位)でヤンキースに指名され、球団のプロスペクトランキング1位の期待の有望株。今季3Aでは56試合で打率・268、6本塁打、21打点の成績を残し、この日ついにメジャー昇格を果たした。

 「8番・遊撃」でメジャー初のスタメンに名を連ねると、3回のメジャー初打席は三ゴロに倒れたものの5回の第2打席で相手先発・ドビンスの外角スライダーを捉え、左中間スタンドにメジャー初本塁打。豪快なアーチが着弾すると、スタンドで見守った両親は抱き合って大喜びし、本拠ファンも歓喜に包まれた。

 ロンバートの一発が大きな追加点となり、チームは2−0で勝利した。

 ロンバートの父で同名のジョージ・ロンバート氏は現在、同じア・リーグのタイガースでベンチコーチを務める。またロンバートの弟、ジェイコブ・ロンバートは今夏のMLBドラフト1巡目(全体14位)でマーリンズから指名され、この日、傘下1Aでプロデビュー。くしくも兄と同じ日にプロ初本塁打を放った。兄弟とも父譲りの野球IQの高さが評価され“ドラ1”指名された逸材だ。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、ロンバート兄弟の両親は当初、弟ジェイコブの試合を観戦予定だったが、兄ジョージのメジャー昇格の知らせを聞いた弟が両親にニューヨークへ行くよう強く懇願したという。

 目の前で息子のメジャー初本塁打を見届けたジョージ・ロンバート氏は「今日ほど感動的な日はなかった」と興奮気味に語った。

 ヤンキースは現在、64勝50敗でア・リーグ東地区2位に付け、首位レイズを3・5ゲーム差で追っているが、主砲ジャッジが右肋骨の疲労骨折で2カ月以上、戦線離脱。現在もスイングを再開しておらず復帰の目途が立っていない。

 さらに、ベリンジャー、スタントンも負傷離脱中で得点力不足が深刻化。期待の新星、ロンバートにかかる期待は高そうだ。