『〇〇な商売はこれに要注意。急激な売上拡大を目指すと経営悪化する理由を解説』と題した動画で、経営コンサルタント・市ノ澤翔氏が資金ショート寸前で経営が立ち行かなくなる企業の特徴について語った。市ノ澤氏は冒頭で「これでも回らなくなったら、ほとんど打つ手はないという状況かなという風になってきちゃいます」と警鐘を鳴らし、見る側に「ちゃんと必要な利益を確保して、資金繰りを黒字化するところをやっていきましょう」と呼びかけた。

市ノ澤氏は「自分は経営が安定しているから、資金ショートになんてならない」と思い込む危険性に言及。「実は資金ショート寸前の状態になってしまったら、できる対策が本当になくなってしまう」と指摘し、早めの備えの重要性を強調した。

動画ではまず「資金繰りを悪化させる5つの要因」に深く言及。1つ目は意外にも『急激な売上高の増加』を挙げ、「基本的には売上が増えると資金繰りは悪化します」とした上で、「売上増やすっていいことじゃないの?と思うかもしれませんが、拡大にはお金が先に出ていくため現金が減りやすい」と実例を交えわかりやすく解説。「ちゃんと拡大するのであれば、なおさらお金の流れを把握した上で拡大していってください」と注意喚起した。

他にも『在庫の増加』や『得意先の倒産』『赤字が続くこと』『コロナ融資の返済化』を挙げ、「在庫も強い以上には持たないようにしましょう」「赤字でも生き延びる方法とかじゃなくて、どうにかして黒字を支出しなきゃいけない」と口調を強めた。

対策としては「まずは数字をちゃんと把握しましょう」と語り、「いくら足りないのか、いついくら出ていくのか、そういったところを把握していないと正しい目標設定もできない」と力説。続けて「資金調達を検討し、固定費を徹底的に見直し、現金化できる資産がないか探す」「不要な在庫は処分して現金化」「リスケ(銀行への返済猶予)や支払いの停止など最終手段もある」と具体策を紹介した。

終盤では「今余裕があるけど不安だという状態は余裕じゃないです」と語り、「仕入れ先に土下座して回るなんてやりたくない。そんな状態になる前に手を打ちましょう」と経営者のリアルな危機感を伝える言葉で締めくくった。市ノ澤氏は「本質的には、本業でちゃんと利益を出す」「黒字の方がいいに決まっています」と改めて強調し、経営者は早め早めの対策を打つよう訴えた。

チャンネル情報

中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。【著書】頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」??お仕事の依頼はこちらfree@libertad.fun