チームの2点目を決めた18歳の谷川。(C)Getty Images

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 日本女子代表の振る舞いが、現地で称賛を浴びている。 中国の杭州で開催されているアジア競技大会の女子サッカーは、10月2日に準決勝2試合が行われ、日本はホスト国の中国と対戦。4−3の乱打戦を制し、決勝進出を決めた。 注目を集めているのが、試合後の行動だ。中国ベンチの前で整列し、シュイ・チンシア監督らに向かって深々とお辞儀をしたのだ。 中国メディア『直播吧』はこの行為に注目。「試合後、日本女子代表はシュイ・チンシア監督とスタンドのファンに一斉に一礼し、監督も拍手で応えた。その後、日本のスタッフも率先して監督に敬意を表した」と伝えている。 同メディアは、上海女子代表だったシュイ・チンシア監督が現役時代、2度に渡って日本でプレーした事実も紹介している。【画像】中国から賛辞!深々とお辞儀をする日本女子代表の選手たち

 この記事のコメント欄には、次のようなコメントが寄せられている。「なんて礼儀正しいんだ」「監督はレジェンドなんだな」「ありがとう日本の選手たち」「サッカーに限って言えば、日本はフィールドの内外で批判されたことがないので、本当に学ぶ価値がある」「日本人は先輩を尊敬している。本当に信じられない!」「これは称賛すべきだ」「我々も見習う価値がある」「これぞ教育」「日本社会は年功序列を非常に重視しており、これは相続を重視する東アジアの文化でもあるが、この点では日本の方が優れている」 敗れたとはいえ、日本のフェアプレー精神に感銘を受けたファンが少なくなかったようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部