東京の上空から望む富士山。下は国立競技場=2019年スイスの空気清浄器メーカー「IQエアー」がこのほど発表した2023年世界大気汚染ランキングで、日本は汚染濃度の高さが96位だった。世界保健機関(WHO)の安全基準値を超え、前年から順位が一つ上がり、汚染は悪化した。ただ、日本は大気の清浄さを示す汚染濃度の低さで世界39位、アジアでは前年の2位から首位に浮上した。134の国・地域が対象で、大気汚染の主な原因となる