「パトレイバー」の後藤が寿司屋に!?続編小説「寿司屋の後藤」6月25日発売
【「機動警察パトレイバー」寿司屋の後藤】 6月25日発売予定 価格 紙版:1,980円 電子版:1,900円
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文藝春秋は、小説「『機動警察パトレイバー』寿司屋の後藤」を6月25日に発売する。価格は紙版1,980円、電子版が1,900円。
本書は、「機動警察パトレイバー」のシリーズ構成・脚本を務める伊藤和典氏が自ら執筆した小説。元・特車二課第2小隊隊長・後藤喜一が熱海で営む寿司屋に、旧・特車二課の面々が訪れる。
表紙はマンガ「機動警察パトレイバー」の作者でもある、ゆうきまさみによる描き下ろしで、店の前で座る後藤の姿が描かれている。
【あらすじ】後藤隊長が寿司屋に!?
あの日から30年、元・特車二課第2小隊隊長・後藤喜一は、寿司屋になっていた!?
後藤が、熱海で営む小さな寿司屋。
店にたむろする愛すべき常連たちと、そこを訪れる旧・特車二課の面々。
遊馬、野明、太田、進士、山崎、香貫花……そして――
彼らは何を語るのか――?
【第一話 「店の名は」 より】 熱海の路地の先にある小さな寿司屋。
日本有数の温泉地――熱海駅から徒歩3分ほどの路地裏の店だ。
ネットにも情報はほとんど載っていない。
駅近くの場所とはいえ、かなりわかりにくい。目印となる店の看板はない。
店の前に出された、さほど大きくもない黒板に店名が記されているだけで、
その情報からここが寿司屋である、とかろうじてわかるだけである。
――店主は半眼に閉じたような眠たげな目を向けた。70を少しすぎたくらいだろうか。 ふんだんにある頭髪は見事に白く、やや猫背で威勢のよさは微塵もない。
「うちはマグロもサーモンもありません。どっちもこのあたりでは揚がらない魚なんで、地のものしか扱ってないんですよ。すみませんね」
言いながら、客を見ることもなくまな板を拭いている。
