ヒーター60台稼働 めしべが枯れないように サクランボ畑で未明から農家対策 山形県南陽市
9日の県内は放射冷却の影響で各地で冷え込み、霜が降りるところもありました。こうしたなか、南陽市のサクランボ畑では未明から生産者が霜被害の対策に追われていました。
9日午前2時すぎ、南陽市にある高橋善一さんのサクランボ畑です。こちらでは霜に備えて60台のヒーターを稼働させていました。9日朝の県内は、放射冷却の影響で各地で冷え込み、各地の最低気温は西川町大井沢で氷点下4度新庄で氷点下1.6度米沢で氷点下1度などと県内22の観測地点のうち15地点で氷点下の気温となりました。開花直前のサクランボのつぼみは寒さに弱いため、この時期に気温が低くなるとつぼみの中のめしべが枯れてしまい、実がならない恐れがあります。
高橋さんの畑では9日未明から朝にかけて、ヒーターを稼働させました。気温が上昇し始めたけさ8時ごろ、高橋さんがサクランボのつぼみを確認したところ、めしべが枯れる被害はありませんでした。高橋さんは「あと10日ほどは警戒が必要。気温の状況を見て必要に応じてヒーターを稼働していきたい」と話していました。
