12日、大韓航空が、機内免税品販売で価格が500ドルを超えた場合、パイロットに乗客のクレジットカードを照会するよう指示していたことが明らかになった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は大韓航空機。

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2015年9月12日、韓国のテレビ局SBSによると、大韓航空が昨年7月から、機内免税品販売で価格が500ドル(約6万円)を超えた場合、パイロットに乗客のクレジットカードを照会するよう指示していたことが明らかになった。

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大韓航空は「偽造カード決済を防ぐため」としているが、利益のために乗客の安全を担保にした無謀な指示といえる。

この件に関し、パイロットが問題提起をすると、大韓航空は今年5月、短距離路線の場合はカード照会を「省略可能」と規定を変えた。だがパイロットらは「選択の問題」ではなく安全を考慮して、飛行中のカード照会を完全に禁止する必要があると考えており、実際に飛行中にミスを犯したパイロットもいるという。

英流通専門誌ムーディーレポート(The Moodie Report.com)が発表した大韓航空機内免税品の昨年の販売目標額は1億9400万ドル(約234億円)に達している。この目標を達成するために、パイロットは乗客が見ていないところで危険な仕事をしていたわけだ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「ナッツリターン事件の時から分かっていた。自分の墓穴を掘っている航空会社だ。利益を上げるためには、基本的な倫理道徳が土台になければならない。いくら大企業といえども、このようなことが積もり積もれば、顧客の信頼を損ない、最終的に売り上げにつながって倒産の憂き目にあうだろう。反省せよ、口先だけで顧客の安全を語らずに」

「大韓航空の営業許可を取り上げろ」
「このような会社に運営許可を出している国も問題だ。死亡事故が起こってからでは遅いぞ」

「機内販売はやめにすべきだ」

「大韓民国のナショナルフラッグキャリア(国を代表する航空会社)として、太極旗(韓国国旗)まで付けて飛んでいるにもかかわらず、こんなことをしていたなんて…。今の大韓民国を象徴しているのかも」
「命を預かるパイロットに、操縦以外にこんなことまでやらせるとは、大韓航空は何を考えているのだ」

「機長に代わって、客室乗務員が照会するようにシステムを変更するらしいぞ」

「飛行機に乗ることはあまりないが、大韓航空はやめておこうと思う」

「民営化したら料金も下がり、いろんな面で良くなると言うが、大韓航空の場合、当てはまるのか?」

「安全運航に集中すべきパイロットにカード照会って?パイロットは商店主か!」(翻訳・編集/三田)