全部知ってたらかなり″肉通″! 部位別「豚ホルモン」全16種、食感と美味しさを比べてみた
ビタミンB類が豊富な「豚肉」は手頃な値段で栄養価も高く、さまざまな料理に使える庶民の味方。そんな豚肉の、知っているようで知らない「部位」を肉のプロが分かりやすく解説! 今回はホルモン編です。
(1)タン
舌。牛に比べると3 分の1程度の大きさでやや硬く、脂肪も少ない。食感は牛タンと変わらず、安価で旨味も強いので人気。
柔らかい○○●○○硬い
(2)タンシタ
舌の付け根にある柔らかい部分。脂も適度にあり、タンの食感とは異なる肉っぽい食感が特徴。ホルモン初心者にオススメ。
柔らかい●○○○○硬い
(3)カシラ
こめかみから頬にかけての部位。よく動かす部分のため筋肉が発達し脂身は少ないが旨味は強い。やや硬めの食感が特徴。
柔らかい○○○●○硬い
(4)ノド軟骨( ドーナッツ)
豚のノド仏にある軟骨。カリカリになるまでしっかりと焼くと、コリコリとした独特の食感を楽しめる。
柔らかい○○○○●硬い
(5)トントロ
首の肉。
トロのように脂身が多く、口のなかでとろけるような食感とコリコリした歯応えが特徴。人気も高い定番メニュー。
柔らかい○○○●○硬い
(6)ハツ
心臓。クセや臭みがほとんどなく、脂肪も少ないためさっぱりした味わい。筋繊維のシャキシャキとした食感が特徴。
柔らかい○○●○○硬い
(7)えんがわ(ハラミ)
バラ肉と横隔膜(ハラミ)の間の部位。脂は少なめで肉のように食べられるため、人気の高い豚ホルモンのひとつ。
柔らかい●○○○○硬い
(8)ガツ
胃。脂が少なく、臭みやクセもない食べやすいホルモン。やや硬めで、鶏の砂肝に似たコリコリとした歯切れのいい食感が特徴。
柔らかい○○○●○硬い
(9)レバー
低脂肪高タンパクで栄養も豊富な肝臓。濃厚な味わいがあるが、独特の臭みも。焼き過ぎるとパサパサになってしまう。
柔らかい○●○○○硬い
(10)マメ
腎臓。キメが細かく、歯ざわりがいい。独特の臭みは表面の皮と白い筋を取ることで、気にならないレベルに。
柔らかい○●○○○硬い
(11)ヒモ
小腸。細長くて薄く、全面に細かいヒがありやや硬め。煮込むと深い味わいになるほか、焼いてもおいしい。
柔らかい○○●○○硬い
(12)ダイチョウ
大腸。小腸よりもやや太く、コシのある歯応えが特徴。臭みがややある。開かずブツ切りにしたものをシロコロと呼ぶ。
柔らかい○○○●○硬い
(13)テッポウ
直腸の部分で開くと鉄砲の形に似ている。弾力が強いため噛み応えがあり、コゲる寸前までよく焼いて食べるとおいしい。
柔らかい○○○●○硬い
(14)コブクロ
子宮。さっぱりした味わいとコリコリした歯切のよい食感が特徴。焼いて食べるほか、煮込み料理にも向いている。
柔らかい○○●○○硬い
(15)チチカブ
メスの14ある乳房。脂っぽさはなくミルキーな味わいで、女性でも食べやすい。火が通りやすく、すぐに焼けるのも特徴だ。
柔らかい○○●○○硬い
(16)トンソク
足。肉の部分は少なく、皮とスジ、軟骨からなる。コラーゲンを多く含んでいるのが特徴。茹でるか、煮て食べるのが通常。
柔らかい○●○○○硬い
部位の名称は店舗によって異なる場合があります。
5段階データは目安です。品種や仕入れ時季によって若干異なります。


