【FIFAワールドカップ2026】韓国代表 2−1 チェコ代表(日本時間6月12日/エスタディオ・アクロン)

【映像】韓国代表MFの「衝撃キックフェイント」(実際の様子)

 誰もが騙された瞬間だった。韓国代表のMFファン・インボムがゴール前で見せたキックフェイントに4人の相手選手が引っかかり、ゴールが決まると、ファンからは驚きの声が相次いだ。

 日本時間6月12日、FIFAワールドカップ2026が開幕。グループAの第1節で韓国代表とチェコ代表が対戦した。試合は59分、ロングスローからチェコが先制に成功。韓国にとっては難しい展開となったが、直後の67分、圧巻のクオリティーを持つ2人のMFが試合を振り出しに戻した。

 MFイ・ガンインが2列目から3列目まで下がってボールを引き出すと、ボランチのファン・インボムが相手CBとWBの間に生まれたスペースへ走り込む。イ・ガンインはその動きを見逃さずに浮き球のスルーパスを通し、抜け出したファン・インボムがボックス内で冷静にコントロールした。

 チェコのGKマチェイ・コヴァージュとDFロビン・フラチーナはダイレクトシュートを想定してブロックとセーブに備えたが、ファン・インボムは左足でシュートを打つと見せかけて右足に持ち替える巧みなフェイントを披露する。

 この動きでコヴァージュとフラチーナに加えてDFヴラディミール・ツォウファル、DFラディスラフ・クレイチを含む4人を完全に翻弄。最後はGKを嘲笑うかのようなチップキックのシュートをゴールに流し込んだ。

元日本代表MFも「うまい!うまい!」と連呼

 フェイエノールトでFW上田綺世やDF渡辺剛と同僚のファン・インボムが決めた美しいゴールに、DAZNでゲスト解説を務めた山田直輝氏(元日本代表MF)も「うまい!うまい!」と連呼。ファンの間でも話題となり、SNS上では「なんだよそのキックフェイント」「引っかからないやついない」「神すぎる」「これはお見事」「誰でも引っかかる」「この切り返し何度見ても芸術」「トラップからゴールまでうますぎて声出た」「この落ち着きはなに!?」「やっぱファンインボムめっちゃ上手いわ」など驚きと称賛の声が相次いだ。

 その後、韓国代表は77分にセットプレーから失点したかに思われたが、オフサイドにより得点は取り消しとなる。直後の80分には再びファン・インボムの抜け出しから決定機が生まれ、途中出場のFWオ・ヒョンギュが押し込んで勝ち越しに成功した。

 終盤にはGKキム・スンギュのビッグセーブも飛び出し、守備陣が集中したパフォーマンスを見せた韓国代表が、重要な初戦を2−1で制した。

(FIFAワールドカップ2026)