「おかまもch | おかんのお金守るチャンネル」の秋山ひろ氏(元教員FP)が、「【要確認】繰り下げで年金42%増のはずが…国保・住民税・介護保険料で4割消える現実」と題した動画を公開した。

動画では、年金を繰り下げ受給した際に生じる、手取り額が想定ほど増えない「落とし穴」について解説している。

秋山氏は冒頭、68歳まで3年間待てば年金が25%アップするといった数字だけを見て決める危険性を指摘。その最大の要因として「国民健康保険」を挙げ、年金額が上がると連動して国民健康保険の所得割も増加するため、せっかく増やした年金が「掃除機のように吸い上げられてしまう」と警告した。

さらに、具体的な3つの落とし穴を提示した。

1つ目は、繰り下げによる保険料自体のアップである。具体的な計算例を用いて、増額した年金の16%が国民健康保険に持っていかれるケースを紹介した。

2つ目は、扶養から外れることによる二重苦である。年金が増えて扶養の基準額である180万円(60歳以上の場合)を超えると、健康保険や介護保険料が自己負担となり、負担が激増するという。

3つ目は、住民税や介護保険料も連動してアップする「ドミノ倒し」現象だ。年金が増えることで次々と支払いが膨らみ、非課税世帯の恩恵を失う可能性にも言及した。秋山氏は「無知はコスト」という言葉を引き合いに出し、年金と健康保険料がセットで上がる事実を知らないことのリスクを強調している。

これらのデメリットを踏まえ、秋山氏自身は現在「繰り上げ受給」を検討していると明かした。年金の受給時期を決める際には、手取り額のシミュレーションを行い、自身の健康保険料がどうなるかを事前に確認することが重要だと結論付けている。

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