三菱電機、欧米宇宙市場の本格開拓で狙う1000億円
三菱電機は4月に宇宙システム関連で初めて米独に営業拠点を開設した。米国では太陽電池パネルやリチウムイオン電池、ヒートパイプパネルといった大型機器のほか、高周波増幅器、送受信機、アンテナなどを現地の人工衛星メーカーに売り込む。
三菱電機は海外では、米独以外にシンガポールに営業拠点を有する。主にアジア地域向けに人工衛星を販売する。ただ、同社の宇宙システム事業は国内依存度が高い。トルコやカタール向けの通信衛星を手がけるなど成果も少しずつ出始めたが、海外売上高比率はまだ低い。
同社は20年以降に向けて欧米勢並みのコスト競争力を持つ大型衛星開発を進める。また、ベンチャー企業と提携して小型衛星への参入を検討する。機器や高精度測位関連とともに、人工衛星本体の海外戦略も練る。
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