完全に出番を失っている柴崎。今冬にも退団が取り沙汰された。(C) Getty Images

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 現地時間14日に行なわれるラ・リーガ第32節で、ヘタフェはアウェーでバジャドリーと対戦。日本代表MF柴崎岳は、2月9日のセルタ戦以来となるベンチ入りを果たしている(キックオフは日本時間19時)。

 スペイン紙『La Vanguardia』は、「怪我人の影響もあり、柴崎はこの試合においてサブの役割を与えられるだろう。彼は2018年12月15日にレアル・ソシエダ戦以来出場していない」とメンバー入りの理由を報じている。

 その柴崎について、前所属のテネリフェの地元紙『eldorsal』は、「柴崎はこの夏に移籍することになるだろう。獲得に興味を持っているクラブは1部・2部含めて複数あり、新天地はスペイン国内になる見込みだ」と報じた。

「テネリフェから去った柴崎は、ヘタフェで定位置確保に至っていない。今冬にはクラブを去る可能性もあった。2部のデポルティボが柴崎に最も興味を持っていたと言われている。

 次の移籍市場で柴崎には多くの選択肢が与えられるだろう。彼のキャリアはスペインの地で続くことを示唆している。1部のクラブか2部のクラブなのか確認する必要があるが、両カテゴリーの複数のチームが彼の獲得に興味を持ち、クラブ側へ打診しているようだ」

 森保ジャパンのアジアカップ準優勝に貢献し、3月シリーズでもクオリティーの高いプレーでチームを支えた柴崎。今夏にヘタフェを離れ、新天地に活躍の場を求めることになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部