人類を地獄へと突き落とす、全長500メートルの魔神の姿が明らかに

　もう“人類”に明日はない？　世界的大ヒットを記録した、古代ギリシャ神話をテーマに広大なスケールと大胆なアクションで人間と神との壮絶な戦いを描いた『タイタンの戦い』（2010年公開）の続編『タイタンの逆襲』（4月21日公開）に登場するギリシャ神話の魔神たちのビジュアルが公開された。

　本作の主人公は、ゼウスと人間との間に生まれたデミゴッドのペルセウス。彼は、恐ろしい魔物のクラーケンを打ち破り、英雄となってから10年が経ち、村の猟師として静かに暮らしていた。一方、タイタン族のクノロスからその絶大な権力を奪い、この世を長く支配してきた神々は、人間からの崇拝を失い、危険なまでに力を弱めていた。これを機にタイタン族は力を取り戻し、地上は地獄と化す。そんな中、神々のひとりであるハデスは、ゼウスへの忠誠を裏切り、彼を捕らえるためにクノロスと取引をする。それを知ったペルセウスは、父のゼウスを救出し、人類を守る為に仲間とともに危険な旅に出る。果たして、世界存亡をかけた戦いの行方とは……。

　今回、公開されたビジュアルは、人類を地獄へと突き落とすギリシャ神話の魔神のミノタウロス、キメラ、マカイ。さらに、これまで伏せられてきた全長500メートルという規格外の巨大クロノスの姿も。クロノスは、地上の神ゼウス、冥界の神ハデス、海の神ポセイドンの生みの親でありながら、あまりの暴虐ゆえに世界が破滅してしまうと判断した三神たちによって、冥界のさらに深いところにある牢タルタロスに閉じ込められた古の神（タイタン族の王）だ。そんな巨大なクロノスと、勇者ペルセウスはどんなバトルを繰り広げるのか楽しみだ。

　本作の監督を務めるのは、『世界侵略：ロサンゼルス決戦』で一躍有名になった若手監督ジョナサン・リーベスマン。『アバター』のサム・ワーシントン、『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズ、『バットマン ビギニンズ』のリーアム・ニーソンら実力派キャストが出演する。

　スケール、アクション、登場するキャラクターなど全てが“規格外”で描かれる本作。ゴールデンウィークにふさわしい大作のひとつになりそうだ。

　映画『タイタンの逆襲』は、4月21日（土）より3D・2Dで同時公開。

・映画『タイタンの逆襲』 - 作品情報