マーリンズ時代のイチロー【写真:Getty Images】

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「全国そっくりさんの日」、かつて話題をさらった“客席のイチロー”にMLBが脚光

 4月20日は「NationalLookAlikeDay(全国そっくりさんの日)」として、米国でSNS上を中心に様々な“そっくりさん”が脚光を浴びているが、米大リーグではマリナーズのイチロー外野手のそっくりさんにスポットライトを当てた。かつて打席の背番号51と“完コピ”した動きを客席から披露し、話題をさらった映像を公開。あまりのクオリティーの高さに再び笑撃が広がっている。

 打席にも客席にもイチローが現れた。MLB公式ツイッターが「2人はまるで双子のようだ」と題し、公開したのは1本の動画だった。16年6月13日(日本時間14日)、マーリンズに在籍していたイチローは敵地パドレス戦に出場。当時、ピート・ローズが持つメジャー歴代最多記録があと4本に迫り、全米の注目が集まっていたが、この日、脚光を浴びたのは“客席のイチロー”だった。

 イチローが打席に入った場面で、カメラがとらえたのは客席でマーリンズのキャップ、ユニホームをまとった日本人男性。足元をならしたり、バットを前後に振りながら間合いを取ったり、打席のイチローと動きを合わせ、“完コピ”している。顔もどことなく似ていて、肩を触る仕草など、動作の再現度がいちいち高いから驚きだ。

 中継局はご丁寧に画面を左右に2分割して2人のイチローを映し出し、これには実況、解説も「ハッハッハッ」と思わず爆笑してしまっていた。今回の投稿には「野球界でお気に入りのドッベルゲンガーを提供してください! #全国そっくりさんの日」とつづり、様々な“野球界のそっくりさん”を呼びかけていた。

 当時、イチローのそっくりさんは中継局の直撃インタビューを受けるなど、大きな話題となったが、こうして「そっくりさんの日」の“代表例”として登場するあたり、メジャーリーグには鮮烈な印象として刻まれているのかもしれない。(THE ANSWER編集部)