いつも万全にしたい体臭対策―意外な体臭の元7つ「ブロッコリー」

スポーツで汗をかいた後や靴を脱ぐ時、はたまたにんにくを食べた後など、臭いが気になるシーンは多々あれど、こちらのちょっと意外な臭いの元にもご用心!医師や保健機関の専門家から7つのアドバイス。
○ストレスから体臭が。驚くなかれ、汗の種類は1つじゃない!
汗は成分によっていくつかの種類があり、中でも最も匂いが強いのがストレスによる汗。米ミネソタ州にある総合病院メイヨー・クリニックによると、アポクリン腺と呼ばれる汗腺から出る水分の少ない汗に含まれる脂肪分やタンパク質がバクテリアの絶好の栄養源になり、体臭を発するのだそう。
○足の裏の匂い、遺伝にもよる?!
バクテリアの大好物は足の裏の汗にも。靴のせいで、足は暗く暖かく湿気のある環境にあるため、特に靴下をはかないとバクテリアの繁殖には格好の環境。約10〜15%の人は遺伝により発汗量が多いそうで、そうした人の足は特殊なバクテリアの温床になるとのこと。
○念のため……ブラ、ちゃんとこまめに洗濯していますか?
ブラの専門家スーザン・ネゼロさんによると、意外とブラの洗濯をしてない人が多いとか。ブラは体臭を吸収しやすい素材の上、いくつもの汗をかきやすい体の部位に密着しています。ブラ、きちんと洗濯を!
○まさかのブロッコリーが体臭のもとに。
米国の医療ポータルWebMDによると、ご存知、ニンニクやたまねぎなど匂いのきつい食品は匂いのきつい成分のまま体の中の血液の循環とともに流れ、口臭や汗、尿として出てきますが、ブロッコリーや芽キャベツなどアブラナ科の野菜も同様の臭いの元となる硫黄などを含んでいるそう。盲点だった!という方、多いのでは?
○匂いのもととなる病気、トリメチルアミン尿症
米国立衛生研究所の資料によると、トリメチルアミン尿症にかかっていると、食べ物を体内で消化したときに発生するトリメチルアミンを分解することができず、魚のような独特の匂いが汗や尿のほか、口臭として出てくるそう。
○お酒も臭いのもとに!
体験済みの人も居るかもしれませんが、アルコールも臭いの元。ワインでもビールでも、どんなお酒を飲んだかに関わらず、分解されたアルコールは同じ臭いのもととなり、血液の循環と共に体内を流れて毛穴から臭いを発したり、口臭につながるとのこと。
○糖尿病、治療をきちんと受けないと体臭につながる!
糖尿病性(とうにょうびょう せい)ケトアシドーシスという症状、インスリンの欠乏によってもたらされるもの。体内のインスリンが低下すると脂肪が分解され、ケトンと呼ばれる物質の蓄積につながります。これが臭いのもとになるそう。
もしいつもと違う体臭を感じたら、病院へ行くべきかもしれませんね。
参考:7 Surprising Body Odor Causes
http://www.huffingtonpost.com/2013/12/26/surprising-body-odor-causes_n_4475756.html?ir=Healthy+Living