日本テレビ系列『SUPERうるぐす』(11日放送分)では、トリノ五輪フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香が番組レポーターとなり、来年のバンクーバー五輪に出場するモーグル・上村愛子を取材した。

福島県猪苗代で合宿を行う上村を訪ねた荒川は、その練習を見学するや、「すごい迫力です」と驚きながらも、「やっぱり空中姿勢が綺麗なほうが技として完成度が高いのかなと。身体の軸がぶれないですよね」と、はやくも専門的な感想を述べる。

今年のフリースタイルスキー世界選手権に優勝し、いち早く五輪出場内定を決めた上村だが、現在の調整具合については、「決まっても決まらなくても、やってることは一緒だと思う」と答えつつ、「秋になって、これから気合いを入れ始めなきゃ」と続けた。

また、今年6月にアルペンスキー・皆川賢太郎と入籍した上村は、その影響を訊かれると、「いなかったら詰まっているところとか、壁に当たっているときに、もしかしたら、超えれないことはないと思いますけど、たくさんヒントを貰っていますので、やっぱりよかったと思います」と語ったが、これには荒川も「うらやましい、というか、私にはなかった体験だったので」と笑みを浮かべた。

その他にも、荒川のトリノ五輪における金メダル獲得が転機になっていたと明かす上村は、「完成度が一人だけ違って、メダル候補っていわれる人がいっぱいいたじゃないですか。ちょこちょこってミスする人がいっぱいいて、合ってるかどうかは分からないですけど、のびのびと滑ってた人が荒川さんだけだった」と振り返りながらも、荒川の演技を見て以来、難易度の高いエアを狙うよりも、確実性があり、競技の完成度を意識するようになったという。その甲斐あっての世界選手権優勝――、上村は「そのヒントは自分にとって、すごい大事だった」と語った。