安達結希さんの自宅付近に集まった警察官=15日午前9時41分、京都府南丹市

 京都府南丹市で行方不明になった市立園部小の安達結希さん(11)の遺体が見つかった事件で、府警は15日、容疑者不詳の死体遺棄容疑で、安達さんの自宅を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。発見現場は周囲に田畑や山林の広がる農道脇で、遺体は靴を履いていなかった。靴なしの子どもが立ち入るのは不自然で、府警は何者かが遺体を遺棄した可能性が高まったと判断した。

 府警は同日、安達さんの家族ら複数の関係者からも話を聞き、事情を確認。説明内容を基に慎重に捜査する。

 府警によると、安達さんの遺体は13日午後4時45分ごろ、小学校から南西約2キロの地点で発見。何かで隠されたような形跡はなく、あおむけの状態で倒れ、足元は靴下のみだった。

 府警は14日に司法解剖を実施。刃物などによる目立った外傷はなく、死因は特定できず不詳との結果が出た。死亡時期は3月下旬ごろと推定され、失踪したとされる時期とおおむね重なった。

 安達さんの父親は本人を車で小学校付近まで送り、3月23日午前8時ごろ降ろしたと説明。その後、行方不明が判明した。

遺体発見現場付近を調べる京都府警の捜査員ら=14日、京都府南丹市