成績不振を理由に先月、ブラックバーンから解雇されたポール・インス前監督が、監督業再開に意欲を見せている。
 今シーズンから指揮を執ったインス氏だが、プレミアリーグ開幕からチームは低空飛行を続け、降格ゾーンから抜け出せずに、若き指揮官は結局クリスマス前に解雇された。

 インス氏は「自分のチームを作り上げる必要があるが、残念ながら我々にはその時間がなかった。プレミアレベルのチームを監督するチャンスを私に与えてくれたチェアマンに対してただ尊敬の念を抱くばかりだが、クラブの首脳陣が出てきて私に対する批判を叩き潰し、“君はクリスマスシーズン後もここに残るよ”と言ってくれなかったことには失望した。自分のチームを形成するには、確かな選手とスタッフを連れてくる必要があるが、私にはそれを実行する時間がなかった」とコメント。そして、「私の自信は少しも変わっていない。今でもプレミアで監督をやれると感じている」と職場復帰に意欲を見せている。