「数日前に値上げしたばかり」JR東日本トップの「報酬減」にネットで賛否、「現場に還元してほしい」の声も
JR東日本は18日、今年に発生した相次ぐ輸送トラブルについて謝罪し、同社社長の報酬減のほか、関係する役員3人の処分を発表した。
JR東日本は2026年に入ってから、山手線・京浜東北線・常磐線などで立て続けに停電を原因とする大幅遅延が発生。その後も京葉線八丁堀駅でのエスカレーター火災などの重大事故が相次いで発生しており、以上の責任を取り社長自ら報酬をカットすることに決めたという。
遅延や事故などの輸送障害で鉄道会社のトップが処分されるのは珍しく、ネットでは「誠意ある対応だと思う」「なかなかできる事ではない」といった声が相次ぐ一方、この処分に関して複雑な感情を抱いた人も少なくないようだ。
JR東日本は14日付で運賃の改定を行っており、普通運賃は7.1%、通勤定期券は12%など平均で7.1%の値上げとなった。それだけに「社長の報酬を下げている代わりに運賃を値上げしている」という奇妙な状態になっており、ネットでは「誰のための報酬減なのか」「謝るなら運賃を下げて欲しい」「値上げした直後でそれを言われても」「個人レベルの話ではなく現場に還元してほしい」とタイミングの悪さを指摘する声も多く投稿されている。
現に、遅延トラブルに巻き込まれた利用者や対応にあたった現場の鉄道員には「社長の報酬減」は特に関係のない話であり、「それよりも運賃の値下げやサービス向上を」といった声が出るのは仕方がないと言えそうだ。果たして、JR東日本は今後どのようなサービス向上を果たしていくのか……。
