エフゲニア・メドベージェワ【写真:Getty Images】

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21-22年シーズンのロシア代表から外れたと母国報道

 フィギュアスケートの平昌五輪銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が、2021-22年シーズンのロシア代表から外れたと、母国メディアが報じた。これを受け、メドベージェワは自身のインスタグラムを更新。代表から外れたことは「正当だと考える」としたうえで「トレーニングをやめるつもりはありません」と、現役続行の意思も示したという。ロシアメディア「amp.kp.ru」が報じている。

 平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワとともに、ロシア代表から外れたと報道されているメドベージェワ。「amp.kp.ru」は「メドベージェワがロシア代表に入らなかった後のキャリアについての声明でファンたちを喜ばせた」との見出しで記事を掲載。「彼女たちを2022年の(北京)五輪で見る可能性は最小限である」と北京五輪出場が絶望的であることを伝えている。

 メドベージェワはインスタグラムで「(来季の)ロシア代表に私がいないことは、正当だと考えます」と記載。健康面の問題で昨季全休したことを記した上で、自身が過去の成績で代表リスト入りすることは「フェアではない」ともつづっている。

「ロシア代表にいるのが、よりふさわしい少女たちがいます。私はスポーツの原則に賛成です。しかし、フィギュアスケートは――とても速く、すべてが変わるスポーツです」

 こう記したメドベージェワは、続けて「シーズンを1つや2つスキップし、その後、戻って結果をなし得ることができる。フィギュアスケート界にはこのような例がたくさんありました。それゆえ、私はちゃんとこのスケート連盟の決定に接しましたし、トレーニングをやめるつもりはありません」とも記載。現役続行の意思を示したという。

 メドベージェワの大会出場は、2019年にクラスノヤルスクで行われたロシア選手権が最後。それでもこの投稿に、母国のファンからは「ありがとう、ジェーニャ!!!信じて待っている!!」「あなたは氷の女王だ」「君は単純にスーパーだ、そして君をリンクで見ることは――大きな幸せだ」「私たちは君を愛している」「君は最高だ!」などと歓喜のコメントが寄せられている。(THE ANSWER編集部)