完全移籍で広島に加入したN・バーンズ。今季はFC東京でリーグ戦出場がなく、燻っていた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 広島は7月13日、FC東京からFWネイサン・バーンズを完全移籍で獲得したと発表した。18日よりチームに合流する予定だという。今夏の選手補強はFWパトリック、DF丹羽大輝に続いて3人目となる。
 
 N・バーンズはオーストラリア出身の29歳。2006年に同国のアデレード・ユナイテッドでプロデビューすると、AEKアテネ(ギリシャ)や仁川ユナイテッド(韓国)を経て、15年からFC東京でプレー。
 
 独特のステップで敵を翻弄するドリブルが持ち味で、ウェリントン・フェニックス(ニュージーランド)に所属していた14-15シーズンには、オーストラリアのAリーグでMVPに輝いた。
 
 J1リーグ通算26試合・3得点。、リーグカップ通算6試合・0得点、天皇杯通算1試合・0得点、オーストラリア代表通算24試合・3得点(11年アジアカップ準優勝、15年同大会優勝)。
 
 N・バーンズは広島の公式ホームページ上で以下のようにコメントしている。
 
「日本で最も成功しているクラブのひとつであるサンフレッチェ広島と契約に至り、このクラブのためにプレーできることとなり、大変光栄です。クラブのために全力を尽くし、勝利に貢献できるよう、頑張ります」