’11年に、倖田來未や平原綾香などの歌ものまねでまたたく間に“ものまね女王”に登りつめた荒牧陽子(35)。しかし、’13年1月から活動を休止。突然の活動休止の陰に、“不倫略奪婚”トラブルがあったことを本誌は2年前にスクープした。

荒牧は現在の夫A氏の前妻B子さん(37)から、「夫を寝取った」として慰謝料6千万円を求め訴えられた。B子さんが出産で入院しているさなかにもA氏と荒牧は自宅で不貞行為に及んだという。結局、A氏とB子さんは離婚。荒牧は’13年5月、彼女からA氏を奪う形で入籍した。

いま世間では、とりわけ不倫報道が話題。芸能活動を休止したベッキー(31)、議員を辞職した宮崎謙介元衆院議員(35)……。荒牧は自らの不貞を悔い改めているのだろうか。騒動から2年半、彼女は徐々に仕事を再開しはじめていた。2月19日、全身黒のコーディネートで自宅から駅へ歩いて向かっていた彼女を直撃した。

――’13年から突如、芸能活動を休止していましたが?
「あれは本当に裁判とは関係ないです! ものまねで売れまくってしまったんですけど、私は自分の曲を歌いたくて……。その整理がつかなくて精神的に参ってしまって」

――B子さんは「A氏からも荒牧さんからも謝罪がない」と話していましたが?
「その件に関しては、本当にご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした! この気持ちが記事を通して、少しでも伝われば、と思います」

初めてB子さんへの謝罪の気持ちをうつむきながら述べた荒牧。ひと呼吸おきながら、こう続ける。

「本当に、夫は離婚していたものだと思っていました。でも、それを強調してしまうと、夫を責めることになってしまう……。離婚してからのお付き合いでなかったことに、罪悪感はもちろんあります」

現在もシングルマザーとして子どもを育てているB子さんに、荒牧の言葉を伝えると、「とくにコメントはありません」と答えるのみだった。3年が経っても“不倫略奪婚”は、いまだに双方に深い傷を残している――。