松木安太郎 (撮影:2012年12月)

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4日放送、日本テレビ「ナカイの窓」では、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の初代監督となったサッカー解説者・松木安太郎氏が出演。1993年から2年間務めた監督業の一部エピソードを披露した。

当時のヴェルディ川崎は三浦知良やラモス瑠偉武田修宏らスター軍団として知られた反面、統率するには多くの苦労が伴ったであろう松木氏。他の出演者から名前が挙がった武田について、「武田ね。(言う事は)ききますよ。一番ききます。彼は真面目だから」と笑いつつも「好き嫌いというか、とっつきやすい、にくいというのは誰でもある。プレーの目線で評価してあげる。変な先入観を持って接しないようにしようって、そういうことは気を付けてました」と振り返った。

また、番組MCの中居正広から「(監督は)何やってるんですか?」と訊かれると、松木氏は「試合の中での監督の仕事ってほとんど少ない。メンバー交代3人しかできない。ハーフタイムの時にちょっと言ったって40度近い中でガンガン動いてきた選手がハアハア言ってる時に“いいか、お前、これとこれとこれ”って言ったって誰もきかないから。だったら次にどうやって繋げられるかってポジティブなことしか言えないから」と説明する。

さらに中居から「言うんですか?カズさんに。“なにやってんだ、違うだろ”とか」と質問された松木氏は、「そういう関係よりも、どちらかというとパートナーみたいな感じ。(カズが)“ここのシュートどうだった?”って訊いてくる。このシーンで本当は獲りたかったとか。どうしても1点欲しいっていうと彼が言うわけですよ。“後半絶対獲るから”って。そういう会話のほうが多かった」と明かした。

また、スゴイと思うリーダーについては、「今、ザッケローニ監督が日本代表の監督で、彼なんて初めての大会で優勝したりして、何がいいかっていうと、優勝した後のコメントが“23人選ばれて一回も使われなかった選手に感謝する”と。要するにチームって出てても出てなくても必要なんだよというようなコメントをきちんと言葉で言った外国人の監督っていうのはすごく評価できる」と語った松木氏。長谷部誠についても「長谷部キャプテンも素晴らしいですよね。自分がゴール獲ったらベンチの試合出ない人たちのところにいって(一緒に喜ぶ)。チーム力として変えて行けるようなリーダーが理想だと思う」と絶賛した。