【クラブW杯】元鹿島・イ・ジョンス激白。アルサッドでの信じられない待遇
石油と天然ガス王国カタールから来たアジアチャンピオン・アルサッドが、クラブワールドカップに登場する。11日午後4時から、豊田スタジアムでアフリカ王者のエスペランス(チュニジア)と準々決勝を戦う。
アルサッドには、2010年夏までJリーグの鹿島でプレイした韓国代表DFのイ・ジョンスが在籍している。09年に京都、10年の途中まで鹿島でプレイし、南アフリカワールドカップで2ゴールの活躍。大会後にアルサッドに移籍した。
今、彼が中東でプレイする意義とは……。12月9日、チームの練習会場、名古屋・港サッカー場ではこんな話をしていた。
「中東のクラブでのプレイは、待遇面でやはり素晴らしいものがある(推定年俸は約180万ドル)。日本の選手にとっても、30代に近づいた選手が1、2年プレイするには非常にいい場所だと思う。個人的には、指導者として将来の韓国サッカーに役立てるために、中東の人たちの考え方や、生活を知っておくという目的もある。クラブであれ代表であれ、今後も中東エリアのチームと戦っていかないといけないからね」
アルサッドは、昨今のJリーグクラブを確実に上回る羽振りのよさだ。イ・ジョンスは韓国紙に対し、ACL優勝のボーナスを選手ひとりあたり「約2000万円」だと明かした。出場時間に関係なく、全選手に均等に配分されたという。
しかも、以前の「バブリーな年金リーグ」といったイメージとは違い、働き盛りの選手を揃えている。カタール史上初のクラブワールドカップ出場権獲得は、選手の実用性と能力が高かった証だ。
攻撃の2枚看板である、ニアン(セネガル)、カデル・ケイタ(コートジボアール)獲得にかかった移籍金は、現地メディアの推定でそれぞれ約8億円と約6億7000万円。
ニアン(31歳)は、09−10シーズンにフランスリーグ・アンのマルセイユで得点王を獲得している。登録では172cm75kgだが、実際にはもう少し大きい印象で、韓国の全北現代と戦ったACL決勝では、強烈なフィジカルを活かし、半身でブロックするボールキープで相手を寄せ付けず、ワールドクラスのプレイを見せた。
カデル・ケイタ(30歳)はコートジボワール代表として2度ワールドカップに出場した経験を持つ。リヨン(フランス)在籍時には、チャンピオンズリーグでバルセロナと対戦したこともある。
このほか、ポーツマスでプレイしていたころに、バルセロナからオファーがあったことを本人も認めるナディル・ベルハジ(29歳/アルジェリア)などが主軸となる。
彼らを含め、待遇のいい外国人選手は、7、8個は部屋がある一軒家に暮らす。余った広い部屋には卓球台やビリヤード台などを置き、優雅に余暇の時間を楽しむのだという(ただし、カタールの国内選手の年俸はそれほど高くなく、日本円で300万円クラスの選手もいるという)。
これらのメンバーが、したたかで強烈なカウンターアタックを駆使する。ACL準決勝と決勝では、韓国の強豪、水原三星と全北現代を連破した。
もっともこの準決勝と決勝では、アルサッドは激しい非難に晒されることになった。
水原三星との準決勝第1戦(アウェー)で、負傷選手の治療のために水原の選手がボールをタッチラインに蹴りだしたのだが、アルサッドは即座にスローインしてプレイを再開。水原の選手があっけにとられる間にゴールを決めたのだ。しかも、このアウェーゴールが決勝点となり、アルサッドはファイナリストの座を得た。
また韓国勢との3試合を通じて、韓国メディアはその戦いぶりを「ベッドサッカー」と揶揄した。後半、リードした時間帯にアルサッドの選手は負傷するとすぐにピッチにひっくり返り、なかなか立ち上がらない。ずっと横になっているから「ベッド」なのだ。
アルサッドには、2010年夏までJリーグの鹿島でプレイした韓国代表DFのイ・ジョンスが在籍している。09年に京都、10年の途中まで鹿島でプレイし、南アフリカワールドカップで2ゴールの活躍。大会後にアルサッドに移籍した。
「中東のクラブでのプレイは、待遇面でやはり素晴らしいものがある(推定年俸は約180万ドル)。日本の選手にとっても、30代に近づいた選手が1、2年プレイするには非常にいい場所だと思う。個人的には、指導者として将来の韓国サッカーに役立てるために、中東の人たちの考え方や、生活を知っておくという目的もある。クラブであれ代表であれ、今後も中東エリアのチームと戦っていかないといけないからね」
アルサッドは、昨今のJリーグクラブを確実に上回る羽振りのよさだ。イ・ジョンスは韓国紙に対し、ACL優勝のボーナスを選手ひとりあたり「約2000万円」だと明かした。出場時間に関係なく、全選手に均等に配分されたという。
しかも、以前の「バブリーな年金リーグ」といったイメージとは違い、働き盛りの選手を揃えている。カタール史上初のクラブワールドカップ出場権獲得は、選手の実用性と能力が高かった証だ。
攻撃の2枚看板である、ニアン(セネガル)、カデル・ケイタ(コートジボアール)獲得にかかった移籍金は、現地メディアの推定でそれぞれ約8億円と約6億7000万円。
ニアン(31歳)は、09−10シーズンにフランスリーグ・アンのマルセイユで得点王を獲得している。登録では172cm75kgだが、実際にはもう少し大きい印象で、韓国の全北現代と戦ったACL決勝では、強烈なフィジカルを活かし、半身でブロックするボールキープで相手を寄せ付けず、ワールドクラスのプレイを見せた。
カデル・ケイタ(30歳)はコートジボワール代表として2度ワールドカップに出場した経験を持つ。リヨン(フランス)在籍時には、チャンピオンズリーグでバルセロナと対戦したこともある。
このほか、ポーツマスでプレイしていたころに、バルセロナからオファーがあったことを本人も認めるナディル・ベルハジ(29歳/アルジェリア)などが主軸となる。
彼らを含め、待遇のいい外国人選手は、7、8個は部屋がある一軒家に暮らす。余った広い部屋には卓球台やビリヤード台などを置き、優雅に余暇の時間を楽しむのだという(ただし、カタールの国内選手の年俸はそれほど高くなく、日本円で300万円クラスの選手もいるという)。
これらのメンバーが、したたかで強烈なカウンターアタックを駆使する。ACL準決勝と決勝では、韓国の強豪、水原三星と全北現代を連破した。
もっともこの準決勝と決勝では、アルサッドは激しい非難に晒されることになった。
水原三星との準決勝第1戦(アウェー)で、負傷選手の治療のために水原の選手がボールをタッチラインに蹴りだしたのだが、アルサッドは即座にスローインしてプレイを再開。水原の選手があっけにとられる間にゴールを決めたのだ。しかも、このアウェーゴールが決勝点となり、アルサッドはファイナリストの座を得た。
また韓国勢との3試合を通じて、韓国メディアはその戦いぶりを「ベッドサッカー」と揶揄した。後半、リードした時間帯にアルサッドの選手は負傷するとすぐにピッチにひっくり返り、なかなか立ち上がらない。ずっと横になっているから「ベッド」なのだ。
