堺雅人とキムラ緑子

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 7月26日に第2シーズンが始まったTBS系日曜劇場「VIVANT」(日曜・後9時)。関東地方の世帯視聴率18・8%(ビデオリサーチ調べ)のロケットスタートを切った第11話を振り返る。

 東京・神田明神で薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)に「ただいま」と告げ、ようやく日常へ戻ったかに見えた乃木(堺雅人)。だが、境内の祠には、別班の緊急招集を知らせる赤いまんじゅうが供えられていた。平穏が続いたのは、ほんの数分のことだった…。

 招集先で別班を率いる司令・櫻井里美(キムラ緑子)から告げられたのは、別班の存在そのものが揺るがしかねない事態だった。

 第1シーズンで、テント潜入作戦のため、乃木から銃弾を受けた別班員、高田明敏(市川笑三郎)、和田貢(平山祐介)、廣瀬瑞樹(珠城りょう)、熊谷一輝(西山潤)が、それぞれ治療を受けていた病院から忽然と姿を消したのだ。

 4か所でほぼ同時に連れ出されたことから、かなり前から綿密に準備されていたことがうかがえる。もし4人から情報が漏れれば、これまでウワサの中だけの存在だった別班が、実在していることを世界に知られることになる。日本の安全保障を揺るがしかねない、重大な危機だ。

 一方、バルカでは、ベキ(役所広司)のもとで育ち、乃木の義理の弟にあたるノコル(二宮和也)が、希少資源・フローライトの採掘計画を進めていた。乃木の相棒である別班員・黒須駿(松坂桃李)は、その計画を支えるため、バルカに残っていた。しかし、その黒須も姿を消していた。黒須が居住しているゲルの入口の鍵は壊され、壁には銃弾が通ったとみられる穴が残されている。そして、テントのシンボルマークにもなった乃木家に伝わる家紋入りの守刀もなくなっていた。

 別班が所有するスーパーコンピューター・AIハヤト(高山みなみ)が、別班員らの情報を漏らした可能性が最も高い人物として示したのは、公安部・外事第4課の諜報員でありながら、テントの協力者「モニター」だった新庄浩太郎(竜星涼)だった…。

 SNS上では、別班の新たな仲間・ハヤトの登場を歓迎する声が続出。聞き覚えのある声も相まって、どんな難題も解き明かしてくれそうだと、その分析力に期待が集まった。一方、新庄を『95%』と示したことには、やはり新庄なのか、それとも数字をそのまま信じてよいのかと疑う声も、鮮烈な初登場を飾ったハヤトだが、残る5%がどうにも気になるところ。