お茶会では同じテーブルで受賞者をもてなした愛子さまと佳子さま(時事通信フォト)

写真拡大

 7月6日、今上天皇は「第82回日本芸術院授賞式」に出席した。同賞は優れた業績を上げた芸術家に贈るもので、歴史的ヒットを記録した映画『国宝』で監督を務めた李相日(リ・サンイル)氏ら11組12人が受賞。式後は皇居・宮殿にて受賞者らを招いたお茶会が開かれた。皇室担当記者は言う。

【写真を見る】「まるで姉妹」お揃いのパールコーデでお茶会に臨まれた愛子さまと佳子さま

「お茶会には天皇陛下だけでなく、雅子さま、秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまも参加されています。愛子さまと佳子さまは同じテーブルに座り、受賞者をもてなされました。よく見ると、おふたりともパールのアクセサリーを身につけられています。着用されたワンピースの色味も愛子さまは淡いピンク、佳子さまは純白と、可憐さや清潔感が際立つ相性抜群な配色でした。事前に色味やアクセサリーをどうするか相談されていたのかもしれません。

 会場には受賞者の作品も展示され、なかでも注目されたのは李監督が実際に撮影で使った書き込み入りの台本です。陛下は台本を手に取りながら『大変な評判で』とヒットを祝福しつつ、『歌舞伎を取り上げようと思ったきっかけは?』など熱心に質問を重ねられたようです」(皇室担当記者、以下同)

 実はこの日のお茶会は主催である天皇だけでなく、長女である愛子さまにとっても待ち遠しい場だったようだと皇室担当記者は続ける。

「というのも、愛子さまは品川プリンスホテル内の映画館で『国宝』をご覧になったことが今年2月の『文春オンライン』で報じられています。その日は公務ではなくご友人と"完全なプライベート"として赴かれたようです。映画を鑑賞したご縁もあり、作品の感想を直接伝えることのできる思わぬ機会を愛子さまは楽しみにされていたのではないでしょうか」

 プライベートで映画館に足を運ぶことはあっても、皇族という立場上、頻繁に行くことは難しいうえ、特定の作品を公に応援することも容易ではない。そんななか、愛子さまが映画に触れる機会となっているのが、チャリティー上映会だ。

「2022年12月には映画『Dr.コトー診療所』を、2025年11月にはアニメ映画『ペリリュー―楽園のゲルニカ―』をいずれもチャリティー上映会で鑑賞しています。チャリティー上映会は、収益の一部が寄付されるなど社会貢献を目的として開催されるもので、愛子さまは映画を楽しむだけでなく、作品を通じて支援の輪を広げようという趣旨にも共感されているのでしょう。

『ペリリュー―楽園のゲルニカ―』の上映後は主人公の俳優を務めた板垣李光人さんや中村倫也さんらと懇談し、感想を伝えられました。板垣さんは後に上映中の愛子さまのご様子について『真剣に映画と向き合ってくださっている気配が伝わってきました』と振り返っており、愛子さまの映画愛がうかがえました」

佳子さまは『アナ雪』を眞子さんと一緒に鑑賞

 佳子さまも同じようにチャリティー上映会で映画を観賞することがあるという。

「2019年12月、『アナと雪の女王2』のチャリティー上映会を姉である小室眞子さんとご覧になっています。この上映会は、静岡県や関東甲信越、東北地方など広範囲で大規模な河川氾濫や土砂災害を引き起こした台風19号の被災者や被災地への救援金を募る目的で開催されたもので、おふたりも主催者に救援金を渡されたそうです。

 アナ雪は姉妹でもある2人のプリンセスの絆が描かれた作品で、当時、姉妹で内親王のおふたりがご覧になったことは話題となりました。姉妹それぞれが自らの人生を模索しながら支え合う物語に、ご自身と眞子さんの姿を重ね合わせていらっしゃったのかもしれません。

 この日は公務としての鑑賞でしたが、実は佳子さまは『アナ雪』の大ファンだそう。一時期、同作に登場するキャラクターのオラフをLINEのアイコンにしていたといいます」

 愛子さまも佳子さまも皇族という立場上、自由に作品を応援したり感想を発信することは難しい。それでも、映画を通じて社会貢献の輪を広げ、ときには作品に自身の境遇を重ね合わせながら、一本一本を大切に鑑賞してきたようだ──。