台湾とドイツの研究チーム 絶滅した台湾固有の新種クジャクを発見
新種のクジャクは、同大生命科学科および生態学・進化生物学研究所の蔡政修副教授(准教授)と論文の筆頭著者で同学科の3年生、藍詠傑さん、ドイツ・ゼンケンベルク自然博物館の専門家が発見した。
名称の「ミィエジュエ」は、中国語で絶滅を意味する「滅絶」に由来する。研究チームは、多くの人に台湾で過去に起きた絶滅事例への関心を高めてもらうために命名したと説明した。
台湾では、体長が最大で90センチ程度になるミカドキジが、台湾に現存する固有種の鳥類としては最も大きいとされているが、新種のクジャクはそれを上回る大きさだったとみられる。
研究チームは、台湾の生物多様性は非常に豊かで、現存する種だけに目を向けるべきではないと指摘。絶滅種を理解することで、人間活動による生息地の破壊や気候変動などによってもたらされる6度目の大量絶滅を考える上で、より広い視野を提供できるとしている。
(陳至中/編集:齊藤啓介)
