思春期の子育てアドバイザーの道山ケイ氏が、自身のYouTubeチャンネル「思春期の子育てCh【元中学校教師道山ケイ】」で「【発達障害の子】通院は必要?家庭でできるやる気と才能の伸ばし方3STEP」と題した動画を公開。発達障害、特にADHDの傾向がある子どもの「集中できない」「やる気にムラがある」といった特性を、弱みではなく才能として伸ばしていくための具体的な方法を解説した。

動画で道山氏は、まず「ADHDは強みと捉えよう」という視点の転換を提案。集中力が散漫になりがちな特性は一見デメリットに思えるが、裏を返せば好奇心旺盛で多動的、つまり行動力があるということだと指摘する。実際に、次々と新しい事業を手掛ける連続起業家にはADHDの特性を持つ人が多いと説明した。

その才能を伸ばす鍵は、本人に合った「環境」を見つけられるかどうかにあるという。道山氏は職業を例に挙げ、「経理や法務など、ミスが許されない細かい作業は苦手なことが多い」一方で、「営業職や配送業、スポーツ指導など、体を動かしたり人と関わったりする仕事では才能が開花しやすい」と解説。本人の特性が強みとして活かされる場所を選ぶことが重要だと語った。

また、家庭での子育てにおいては、「本人を伸ばす子育て」を意識するよう促した。集中力が続かないことを叱ると、子どもの自己肯定感が下がり、無気力につながる可能性があると指摘。「勉強時間を細切れにする」など、子どもの特性に合わせたサポートをすることで、成功体験を積ませ、成績と自己肯定感の両方を高めることができると説明した。苦手な部分を責めるのではなく、得意なことや行動力を褒める関わり方が、子どもの才能を育む上で不可欠であると強調した。

通院については、本人が望むのであれば心療内科を受診する選択肢もあると述べた。診断が下りれば薬物療法によって集中しやすくなることもあるが、病院を嫌がる場合は無理強いせず、公認心理師に相談するといった方法もあるとアドバイスした。子どもの特性を正しく理解し、それを活かす環境を整えることが、才能開花への第一歩となるだろう。

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