シャーレスの指導を熱心に聞く所。その技術レベルに参加者は皆一様に心酔した
10日(日)都内リバーサルジムにて、ZSTに参戦する現役柔術世界王者、フーベンス・シャーレスが『柔術&グラップリングセミナー』を開催。所英男らZSTファイターも参加し、世界最高峰の技術を会得しようと熱心に聞き入った。

セミナーでは、ニーオンザベリーの足を交互に入れ替えるシャーレス流ウォーミングアップに始まり、サイドポジションからの三角絞め、相手の帯を掴んでポジションを固めた状態からの襟絞め、道着の裾を利用し前転しながら頚動脈を圧迫する絞め技まで、その高度な技術を惜しげもなく指導した。

また後半には、道着を脱ぎテイクダウンやバックマウントから再びバックマウントを取り返すといったグラップリングの技術も伝授。セミナーの最後には所と道着によるスパーリングも行い、5分という短い時間で所を一方的に極めまくり参加者のみならず集まった取材陣をも驚かせた。

柔術2大大会コパドムンド&ムンジアルに出場し、圧倒的な強さで優勝を果たしたシャーレス。来年にはZSTでの総合デビューも視野に入れ、更なる技術の研鑽に余念がないという。

セミナーの最後には「今日は何も食べていないので力が出なかった。ZSTでもMMA(総合)をやりたいと思っています。皆さんも諦めないこと、やり続けることが大事」と挨拶。2時間にも及ぶ濃厚なセミナーを締め括った。

柔術歴5年の27歳にして、柔術の現役世界王者にまで登りつめたシャーレス。総合進出で来年の動向から一層目が離せなくなりそうだ。