再稼働?廃炉?ひと目で分かる全国の原発マップ
国は原発をベースロード電源に位置付け、安全性の確保を前提に再稼働を進めるエネルギー政策を堅持する。ただ福島第二原発については安全性や住民感情などを踏まえ、再稼働には否定的な姿勢を続けてきた。
一方、他の原発については、国は電力の安定供給や温暖化対策などの観点から再稼働を推進する。6月中の閣議決定を目指す中長期のエネルギー政策「エネルギー基本計画」の中でも原発再稼働を明記。30年度に電源構成比率で20―22%(16年度は2%程度)に増やす方針を維持した。
産業界からも「産業競争力維持の観点から電気料金の抑制を要請したい」(造船重機メーカー幹部)と再稼働に賛同する声が上がる。
特に、同じ東電HDが運営する柏崎刈羽原発の再稼働に関心が集まる。17年12月に安全審査に合格した6、7号機の再稼働は地元自治体の同意が得られず、見通しが立たない。7基が立地し、総出力で世界最大の柏崎刈羽原発は、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の合意内容を達成するためにも重要だ。
