33年前のマット死事件 元生徒3人に約1億1300万円の支払い命令
山形県新庄市の中学校で33年前、男子生徒がマットの中で死亡した事件をめぐり、遺族が、当時の生徒3人に損害賠償を求めた裁判で、山形地方裁判所は15日、被告の元生徒側に合わせて1億1260万円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。
この事件はいまから33年前の1993年1月、山形県新庄市の旧・明倫中学校の1年生だった児玉有平さんが、体育館のマットの中から死亡した状態で見つかったものです。
遺族は、事件に関与したとして元生徒7人に損害賠償を求めて提訴し、2005年に勝訴が確定。しかし、被告の元生徒全員が支払いに応じず、遺族は2016年、給与の差し押さえが出来ていない元生徒3人を再び提訴し、2度目の賠償命令が出されました。
その後も、支払いに応じない状況が続き、遺族は、時効による賠償請求権の消滅を防ぐため、去年11月、3度目の提訴に踏み切っていました。
そして、山形地裁は15日、元生徒3人に対し合わせて1億1260万円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。
被告の代理人は、「無罪を勝ち取るために引き続き頑張っていく」とコメントしています。
