脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「ノートを書いて、価値の階段を上ろう」を公開した。動画では、デジタルツールが全盛の現代において、あえて手書きでノートを取ることの重要性と、その実践的なメリットについて語っている。

茂木氏は、現代ではスマートフォンなどのデジタル機器を使って作業することが多いと前置きしつつも、手書きのノートに集中して向かうことが「一番クリエイティブだし、脳の潜在能力も一番引き出すことができる」と主張した。

長年研究した結果として、タブレットなどの洒落たものを使う必要はなく、古典的なノートとペンで十分だという結論に至ったと明かす。さらに「書くこと自体が価値がある」と述べ、書いた内容をデジタル化したり、後で見直したりする必要すらないと自身の見解を示した。

ノートを取る最大のポイントは「概念の階段を上っていくこと」だと語り、手書きによって思考が深まり、より高度で抽象的な領域へ到達できると説明している。

茂木氏自身も日々、決まった形式にとらわれない「フリースタイルノートテイキング」を実践しているという。わずかな時間でも手書きの習慣を取り入れることで付加価値の高いアイデアが生み出されるとし、視聴者にもノートを使って思考の階段を上ることを勧めている。

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