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 「藤川阪神」は雨予報が続く1週間でも心配ご無用だ。24日のヤクルト戦が天候不良で中止になり、早くも今季8度目。6月でこの回数は、18年以来の多さだ。さらに、台風7・8号の接近に伴い、26日からの広島の空も不透明さを増している。ローテ再編で狂わされる調整。先発にとっての逆風を、藤川監督が一蹴した。

 「ローテーションは、1週間6人がずっと同じというのはなくなった。セ・リーグも。タイガースは去年から変えていたけど、今年はたくさんのチームが動かしてきているというのはありますよね」

 監督に就任した昨年からローテ改革に着手し、中6日にこだわらない起用を続けてきた。今季も才木に中4日や、村上に2度の中5日登板など、柔軟な采配を続ける。日頃から変化に慣れさせているからこそ、「雨ウイーク」を前にしても落ち着き払っていた。

 25日は、前回6試合ぶりに白星を挙げた大竹がスライドでマウンドに上がる。指揮官は「前回のパフォーマンスも良かったし」と信頼を寄せ、今季初のスライドに臨む左腕も「スライドだから特に意識することはない。いつも通りすごしたい」と頼もしかった。当初25日を予定していた伊藤将を広島戦に回すのも、計算のうちだ。“球児イズム”とも言うべき適応力が浸透する投手陣なら、梅雨の難しさも吹き飛ばせる。(倉世古 洋平)