勝利への飢えをストレートに表現した堂安。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 北中米ワールドカップのグループステージ2試合を終え、日本代表は1勝1分の勝点4。次節のスウェーデン戦を残し、決勝トーナメント進出に大きく前進している。それでも日本代表の"10番”堂安律に慢心はない。視線の先にあるのは、あくまでも勝利だ。

「全ての試合勝ちに行く。これは森保(一)さんが監督になってから、1度も負けていい試合なんてないと話していましたし、状況がどうであれ勝ちに行くのは、日本代表として戦う以上、当たり前の目標かなと思います」

 その言葉どおり、今大会の堂安は攻守両面でチームのために走り続けている。ゴールやアシストといった目に見える結果だけを追い求めるのではなく、勝利のために自らを犠牲にすることも厭わない。その献身ぶりからは、日本代表への強い責任感が伝わってくる。
 
「日本代表として他の国に負ける辛さを今まで経験してきました。やっぱり試合に負けたくないって。目の前の相手が喜んでいる姿がどうしても気に食わないので。全ての試合に勝ちたいですし、どんな強豪国であれ、どんな有名選手であれ、僕たちが勝って、僕たちが喜ぶ。ウィナーとしてピッチを去りたい感情は、常に代表としてこの3年半の間に芽生えてきているものです。勝利にこれほど飢えていることは今までのサッカー人生でもなかったので、勝ちたいですね」

 敗戦の悔しさを知っているからこそ、勝利への執念は誰よりも強い。チームのために走り、戦う。その姿勢は今大会のプレーにも色濃く表れている。

 カタールワールドカップから3年半。勝利への飢えを力に変えながら、堂安は本気で世界制覇を掴みに行く。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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