うその決算書を金融機関に提出し、およそ5億円をだまし取ったとして金沢市にあった物流会社「アペックス」の元社長ら2人が詐欺などの罪に問われている裁判

11日、会社の総務部長だった男の審理が金沢地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

詐欺などの罪に問われているのは、2023年に資金繰りの悪化で経営破綻した金沢市の物流会社「アペックス」の60歳の元総務部長の男性被告です。

被告は2022年6月ごろ、既に起訴されている元社長の男と共謀して北國銀行から融資を受ける際に返済能力があるかのように決算書を偽造し、複数回にわたって会社の運転資金名目でおよそ5億円をだまし取った罪に問われています。

他の金融機関からの二十数億円の借り入れを決算資料に記載せず

11日、金沢地裁で開かれた裁判で被告は詐欺罪について「間違いございません」と起訴された内容を認めました。

アペックスは、他の金融機関からも二十数億円を借り入れていましたが、検察側は、アペックスが北國銀行に対しこうした事実を決算資料に記載していなかったなどと指摘しました。

被告は会社の口座から735万円を横領した罪にも問われています。