動画「とんかつの認知科学」で、脳科学者にしてコメディアンの茂木健一郎さんが、自身の“理想のとんかつ像”について熱く語った。とんかつ好きとして知られる茂木さんは、「ヒレカツが好きなんですけど、ロースカツも好きで、味噌カツもすごい好き」と、多様な好みを見せつつも、とんかつ店の“提供スタイル”には長年の疑問があると明かした。

茂木さんは、特にとんかつを提供する際の「金網」について指摘。「金網の上にとんかつのせてくださるお店があって、気持ちは分かるんですけど…ソースが金網の下に落ちる感じがすごく嫌なんですよ」と本音を漏らす。「とんかつの切れ端の上に、なるべくソースが下に落ちないようにとかやって、気使うんだよね。うまくいくんだけど、時には落ちちゃうことがあって、そういうときにすごく敗北感がある」と、自身の“とんかつ敗北体験”まで赤裸々に語った。

さらに、添えられる「からし」や「ごま」にまで話はおよび、「からしも小袋で出てくると、一切れに一袋使っちゃうんだよね。あとその、小袋どこに置くか問題も気になっちゃう」と細やかな不満を明かす。「理想はお皿の端にちょこんとからしをつけて置いておいて、それを拭うように取って食べる」とこだわり続出。ごまに関しても、「ごまがついてくるのは味変って意味はわかるんですよ。でも、どれくらいすればいいのかなって。ありがたみはそこまでないんだよね」と語り、また、ごまを擦る手間も面倒だとして、「ごまいらないんじゃねえかな」と、脳科学者としての直感的な分析も披露した。

キャベツの食べ方についても持論があり、「最近はドレッシングを置いているお店も多いけど、とんかつソースをそのままキャベツにかけたい」と“とんかつ流儀”を主張。「とんかつはお皿の上にドーンと金網なしで持ってきてもらいたい」と、理想の一皿について熱弁をふるう一幕もあった。

動画の締めくくりには、「拙者の、えー、訴えですね」とユーモアを交えつつ、「とんかつ食べてるのに、さらに、味噌汁よりは豚汁の方が良いという考え方、大いに賛成ですね」とコメント。最後は「とんかつの認知科学という深い話でした」とまとめつつ、独自の視点で“とんかつ論”を結んだ。

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