企業と顧客との接点、認証継続期間が世界一になった日本企業
日立システムズはコンタクトセンターサービスを全国複数の地域で展開する。特徴はシステムの構築、運用から監視までをワンストップで提供できることだ。もともとは日立グループのソフト・ハードウエアのサポートを行うために設置した。現在は情報技術関連の製品だけではなく、顧客のニーズをデータ分析したり、機器が故障した際のヘルプデスクや修繕の発注を行ったり、指示命令系統の中核として稼働する。コンタクトセンタ&ビジネスサービス事業部の武藤博信本部主管は「全体のマネジメントが仕事。ノウハウとITを使って業務を行う」と話す。
日立システムズが力を入れているのが「次世代コンタクトセンターサービス」だ。長年コンタクトセンターを運営して培ったノウハウを他企業へ提供する。コンタクトセンターサービスをアウトソーシングできない企業向けにはインフラ設備を提供している。
コンタクトセンターを活用した分析サービスは今後の成長が期待できる。コンタクトセンターで吸い上げた消費者の声をビジネスにつなげるために、顧客とデータ活用に取り組む。例えば、洗濯機のクレーム数を下げたい場合、コンタクトセンターでは経験として5―6月になると洗濯槽の中にカビが生えやすくなり、クレームが増えていた。これをデータ分析により数字で把握することで、洗濯機の洗浄を案内する。これまであった消費者の声を、デジタル技術を活用し“見える化”した。
日立システムズはコンタクトセンター業務で2018年度に300億円の売上高を目指している。
(文=川口拓洋)
<関連記事>
[https://www.nikkan.co.jp/jm/hitachi-systems{人の知恵や情熱が生み出すITのメガドレンド}]
